blog
晴れ時々曇りという天気予報の練馬・板橋です。
最高気温は28℃になるらしい。
とにかく暑い一日でした・・・。
『FPの家 S邸』
今日も現場は大賑わい。
車の置き場もないくらいです。
こんな車が横付けしているんだから、仕方ありません。
しかも嵩張る荷物が、すぐ傍に積み上げられています。
コレ、セルロースファイバーです。
原材料は古紙。
繊維状になっていて、ホウ砂が添加されています。
これを25kg/㎥の密度で天井裏に吹き込むんです。
ブローイング工法と言います。
先ほどの車には、セルロースファイバーを吹き込む為の機械が据え付けられています。
この機械にホースを接続し、天井裏まで配管し、吹き込むんです。
こんな風に、施工しています。
天井裏は、こんな感じになっています。
オレンジ色のシートは、気密・防湿シートです。
一般的な建物の天井断熱と言えば、グラスウールによる充填断熱が多いと思います。
でも、施工の不具合による問題も散見されているそうです。
断熱材相互の隙間が、その原因です。
だって天井裏って、思ったほど平らではありません。
野縁もあれば吊木もあります。
おまけに配管・配線だってたくさんあるんです。
正しい施工をするのって、かなり難しいんですよね。
フィルム付きの断熱材であれば、相当の技術と手間が必要だと思います。
折角大工さんが丁寧な施工をしても、他の施工業者が触った際に動いてしまう事だってあるんです。
その点、ブローイング工法は安心です。
専門業者による責任施工です。
たっぷりと断熱材を吹き込むので、天井裏に密着し断熱欠損が生じにくくなっています。
ホウ砂のお陰で不快害虫が近づかないし、火災にも強くなります。
おまけに吸音効果も高まります。
厚く吹けば、断熱性能だって高めることが可能です。
でもその分、お値段は張ります。
費用対効果を考えれば、アリだと思うんですよね。
当然、大工さんによる気密・防湿シートの精度があっての話なんですが・・・。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分