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今回はリサイクルのお話です。
そう、断熱材の再利用。
昨日の投稿のショックが・・・。
弊社が採用する硬質ウレタンの場合は、サーマルリサイクル・ケミカルリサイクルの2つが行われています。
これ、以前に調べました。
前者は補助燃料として燃やします。
そして後者は、元の原料に戻してまた断熱材を作ります。
最近では、粉砕して粒状のウレタンを吹き込む断熱工法もあるんだとか。
では、セルロースファイバーはどうなんでしょうか?
ホウ砂が混入されてるから、燃料にはならないのかな?
土木の世界でセメントに混入していたりして・・・。
サイデイングの原料とかに使えそうですよね。
早速調べてみました。
以下、断熱建材ガイドブック(建築技術)からの抜粋となります。
セルロースファイバー断熱材の主な原料は古紙であり、環境にやさしいリサイクル製品である。
産業廃棄物処理は管理型最終処分場となる。
焼却処分が可能な地域もあり、各メーカーは概ね焼却処分を行っている。
一部RPF燃料としてリサイクルし再利用する場合もある。
RPF燃料?
RPF(Refuse Paper & Plastic Fuel)、廃棄物(ごみ)から製造された固形燃料のようですね。
結局、燃やしてしまうんですね。
焼却処分が出来ない地域では、埋めるのかな?
ホウ砂が入ってるから、そのまま埋めても腐朽しないですよね。
水で洗い流してから埋めるんでしょうか?
こんなページを見つけました。
おっ
回収して、新しい物と混ぜて使う取組みを始めているんですね。
株式会社マツナガさんのHPです。
ご興味のある方は、是非ご覧ください。
https://www.ms-matsunaga.jp/insulation/collects/recycle/
でも回収した後の再利用方法等が、詳しく載っていません・・・。
知りたい・・・。
不純物との分離を手作業で行うのかな?
遠心分離機を使うとか?
繊維が細かいから、フィルター清掃大変そうですよね。
元々、製造時のエネルギーが少ない断熱材です。
この手間がネックになると思います。
配送コストだって、莫大に掛かるし・・・。
再利用のメリットって、出しにくいんでしょうね。
今後に期待したいと思います。
posted by Asset Red
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