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たまにはお金の話をしてみましょう。
と言っても、ほんの些細な話です。
こんな敷地です。
弊社の施工物件の中では、敷地が大きい部類になると思います。
工事車両を空いている部分に設置出来るので、工事車両用駐車場料を少なくする事が可能です。
弊社では、最低3台分の駐車料を4か月分見積らせて頂きます。
例えば、3台×2万円×4か月=24万円
といった具合です。
敷金や礼金、手数料が必要であれば別途精算する事になります。
その他コインパークを利用した場合は、領収証を添えて実費精算とさせていただきます。
庭に車を入れることが出来れば、これを削減する事が出来る訳です。
でも庭側手前の駐車スペースには既存のシャッターゲートがある為、背の高い車は進入できません。
よって基礎コンクリート打設時には、ポンプ車及び生コン車は路上駐車となります。
そこで必要になるのが『道路使用許可申請』です。
工事費の1週間程度前に必要書類を揃えて、管轄する警察署に提出しなければなりません。
書類作成に掛かる時間は、概ね1時間程度。
警察に行って手続きに要する時間も、概ね1時間程度。
途中の運転時間も含みます。
警察に支払う手数料が2,700円。
許可証の引取りで概ね45分程度。
コインパーク利用料×2回で、1,200円。
申請に係る費用を3,000円/時間とすれば、合計2時間45分ですから8,250円。
合計すると、12,150円。
これが、道路使用許可に係る費用となります。
また当日は3名の誘導員を配置するよう指導がありますから、16,500円×3人も必要です。
合計49,500円。
基礎のコンクリート打設は2回に分けて行いますが、申請自体はある程度の日数をカバー出来るので、1回の申請で足ります。
でも、誘導員×3人分の費用は必要です。
合計49,500円。
足場架設時・上棟材の搬入時・建て方時・足場払い時、少なくても後2回の申請と4回の誘導員手配が必要となる筈。
12,150円×2+49,500円×4=222,300円。
これに今回の12,150円と49,500円×2を加えると、333,420円になります。
道路に車を停めて作業を行うのって、結構費用が掛かるんです。
これを省略して工事を行い、工事停止になっては困ります。
作業を行う人達だって、駐車禁止でレッカー移動されたら困りますよね。
でも、許可されないケースもあります。
車の通行が出来なくなる場合です。
今回の場合は、迂回路が取れたのでOKでした。
使用区間に近隣の駐車場が掛かる場合には、臨時駐車場の設置を指導される場合もあります。
無事下りて良かった・・・。
そうそう、近隣への事前通知の必要もあります。
告知チラシの作成&配布費用がさらに加必要ですね。
posted by Asset Red
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