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今日と明日はアセットフォーの定休日。
でも、現場は動いています。
作業をしている方々、宜しくお願いします。
明日は、廻るようにしますから・・・。
さて、先日のセミナーでの話題です。
建物の外皮性能を高めると、快適になります。
そして省エネにもなります。
今まで『我慢の省エネ』を甘受していた方々も、ようやく遠慮する事なく冷暖房を掛けることが出来るようになる訳です。
外気温度と室内温度の関係をマメにチェックして、スイッチのON・OFFを行ったり、扇風機や通風を利用することで『さらなる省エネ』を実現することも出来ます。
でも大抵の場合は、
「電気代安くなったんだし、面倒だからつけっぱなしでいいんじゃない!」
となるそうです。
今まで我慢してきたんですから、冷暖房温度を控えることだって可能ですよね。
でも、大抵の人は我慢しません。
結果、快適&健康は大幅に改善されます。
省エネだって、今までよりは改善されています。
でも、もっと改善できるはずなんです。
地球温暖化のスピードを緩めるためには、現状の対策ではあまりにも不十分です。
このままでは、地球温暖化の加速を停めることは出来そうにありません。
もっと真剣に考えないと、子供や孫の代に、そのツケを押し付けることになってしまいます。
何も、我慢の省エネに戻せという訳ではありません。
外皮性能の強化を図り、気密性能を高める。
その上で日射遮蔽と日射利用の両立を図り、効果が見込めるのであれば通風を活かす工夫をする。
そして、健康を阻害しない程度に省エネを図るのが理想的だと思います。
その際、快適さに多少の妥協は必要かもしれません。
そもそも、快適の尺度って個々で違います。
全員が快適である環境をつくるのは、かなり難しいと思います。
しかも快適と健康に関連性があるとも限りません。
例えば喫煙です。
喫煙者にすれば、吸えば快適です。
でも、明らかに健康を害します。
周りの人にとってみれば、ひたすら迷惑・・・。
この場合の正しい選択は、喫煙を減らして(快適さを犠牲にして)健康を得るだと思うんです。
同様に健康を維持できるという前提の中で、省エネと快適のちょうどいい関係を見つける必要があると思うんですよね。
少し古いデーターですが、主要各国の世帯当たりエネルギー消費量を比較しています。
元々日本って、消費エネルギーが少なかったんですよね。
そう、我慢の省エネの影響です。
極端に冷暖房費が少なく、給湯費が高いのが特徴です。
省エネ設備の利用で給湯エネルギーは削減できるでしょう。
でも、冷暖房エネルギーは増えると思います。
少しでも、減らしたい。
その為の工夫をしたいと思います。
さて、何から手をつけようか・・・。
まずは現状把握からスタートです。
ちょっと、快適のウェイトが高いと感じるんですよね・・・。
今日のところは、ここまでとします。
この所、やたらバタバタしていて疲れが取れていません。
ゆつくり、身体を休めたいと思います。
posted by Hoppy Red
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