おにぎりの袋とウレタンフォーム

ニュースを耳にしました。

セブンイレブンの販売するおにぎりの話題です。

袋を植物由来プラスチックに変更するんだそうです。

海洋プラスチック問題の影響?

それとも、化石燃料を減らすため?

いずれにしても、良いことだと思います。

大歓迎です。

こうしたニュースを耳にする度に、心配になるんですよね。

だって、弊社の採用している断熱材は『硬質ウレタンフォーム』です。

発泡プラスチック系断熱材に分類される、れっきとしたプラスチックです。

ウレタンフォームの原料は、ポリオール(アルコールの一種)・イソシアネート(硬化剤)・水・着色剤などです。

これらを混ぜ合わせることで発生する炭酸ガスが膨らみ、密集した気泡となりウレタンフォームになります。

ポリオールの種類により、エーテル系とエステル系に大別されるそうです。

見た目に違いはありません。

でも前者は結合分子内に―O―を持っているため、H2Oに影響を受けず加水分解を起こしません。

硬質ウレタンがこれに当たります。

後者は結合分子内に―COO―を持っているため、H2Oと反応して―COOHと―OHに分解されやすいので一般的に耐水性に劣ると言われています。

加水分解を起こしやすいのが、軟質ウレタンの欠点です。

いずれにしても、石油由来なんですよね。

このままでいいの?

植物由来のウレタンって無いのかな?

くぐってみました。

・・・

ありました

植物由来のポリオールが開発されているようです。

以下、バイオベース株式会社のページより抜粋・転載させていただきました。

植物を原料とするポリ乳酸は、再生可能な植物資源を原料として石油消費の抑制に貢献すると共に、燃焼時に有害 物質を発生せずカーボンニュートラルであることから、環境負荷が低い材料として注目されています。

しかし、ポリ乳酸は結晶性高いため、硬くてもろい性質を持っており、幅広い用途展開を図る上での1つの課題となっ ています。この柔軟性に乏しい物性を改善することが求められています。

まだまだ、問題があるようですが・・・。

興味のある方は、以下の頁をご確認ください。

http://www.chem.eng.osaka-u.ac.jp/~uyamaken/biobase.pdf#search=’%E3%82%A6%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%B3+%E6%A4%8D%E7%89%A9%E7%94%B1%E6%9D%A5′

他にもあるようですね。

今後に期待したいと思います。

植物由来のプラスチック・・・。

なんかシロアリや腐朽菌・カビに弱そうですよね?

でも、時代にマッチしたプラスチックだと思います。

 

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