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今日も暑いですね。
『FPの家 H邸』
本日、瑕疵保険会社による防水検査が行われました。
弊社の場合、株式会社日本住宅保証検査機構(JIO)の新築住宅かし保険を利用しています。
瑕疵保険について、簡単に説明しておきましょう。
以下、JIOのHPからの抜粋です。
新築住宅の売主等は、住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づき、住宅の主要構造部分の瑕疵について、10年間の瑕疵担保責任を負う事とされています。
構造計算書偽装問題を契機に、売主等が瑕疵担保責任を十分に果たすことができない場合、住宅購入者等が極めて不安定な状態におかれることが明らかになりました。
このため住宅購入者等の利益の保護を図るため、第166回通常国会において「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律(平成19年法律第66号)(住宅瑕疵担保履行法)」が成立・公布されました。
また、住宅瑕疵担保責任保険法人の指定や特別紛争処理体制の整備については平成20年4月1日に施行され、新築住宅の売主等に対しての瑕疵担保責任を履行するための資力確保の義務付けについては平成21年10月1日に施行されました。
保険の対象となる部分は、住宅の品質確保の促進等に関する法律第5条第1項および第2項に規定する「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」で、構造耐力性能または防水性能における瑕疵が保険の対象です。
この保証を引き受けてもらう為には、以下の現場検査に合格する必要があります。
①基礎配筋検査(但し自主検査も可能。)
②躯体・金物検査
③防水検査(但しオプション扱いとなっていて、必ずしも合格する必要はありません。)
弊社では、第3者に確認してもらう事に意義があると思っています。
勿論、自主検査を行います。
問題があれば、是正を行います。
その上で、検査に臨む訳です。
当然、指摘事項は少なくなります。
それでも、自分の目だけというのは・・・。
さあ、検査の様子です。
検査前に現場に行くと、壁を貫通する排水管の回りの防水施工に問題がある事がわかりました。
配管回りにシーリングをしているだけなんです。
この施工、JIO的にはNGです。
防水テープによる施工が必要となります。
でも、シリコンシーリング剤を充填すると、テープの付着が悪いんですよね・・・。
専用部材が1枚だけあったので、これを使いました。
こっちも同様です。
しかも、管回りの防水シートが剥がれています。
両面タイプの防水テープを貼り
ストレッチテープ処理としました。
ここで、検査員の登場です。
腰には携帯用扇風機が付いています。
暑いですからね、最近良く見掛けるようになりました。
でも、近くに行くと煩いんですよね。
検査員の後ろについて、一緒に上からグルリと回りました。
特に指摘事項はありません。
時々見掛ける、ステップル穴です。
ここにテープを貼りながら、廻っていました。
毎度の事です。
ただ、ついて廻るのがもったいないですから・・・。
でも、今回は検査員の方も一緒に貼ってくれました。
手に防水テープを持っているんです。
びっくりしました。
ありがとうございます。
30分位でしょうか、ステップル穴を塞ぎつつ検査は終了しました。
無事、合格です。
いよいよ、サイディングの張り方開始です。
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