床柱の施工が始まりました。

世間は、もう夏季休暇に入ったのかな?

道路はいつもより混雑しているように感じます。

『FPの家 H邸』

床柱の施工が始まりました。

今回採用したのは、ご覧のような丸柱。

絞り丸太と云います。

表面に縦の凹凸があります。

どうやって、作るんだろう?

という方もいると思います。

ジャーン!

生育中の幹にプラスチック製の箸状の当て木を針金等で巻き付け、2~3年の太りを利用して当て木を食い込ませるそうです。

これを伐採・搬出します。

その後、乾燥や裁断等の加工を行います。

そして樹皮を剥き、表面の干割れを防ぐための背割りを入れれば完成です。

こうして木肌に凸凹の絞り模様がついた『絞り丸太』が出来る訳です。

実際には、えらく手の掛かる作業だと思います。

それこそ、世界中に1本しかない床柱ですよね。

丸太だから、造作にも手が掛かります。

写真は、落とし掛けの仕口を彫っている様子です。

反対側には、無目の仕口を彫っています。

建替え前の床の間の雰囲気を蘇らせたい!

H様の想いを形にしたいと思っています。

写真は、解体時に保存しておいた『地束』です。

養生を解けば、コブ洗いの束が顔を出します。

地板も入荷しました。

床の間&仏壇置き場、出来るのが楽しみですね。

以下に”北山丸太ができるまで”というページを貼っておきます。

上記の説明も、ここから抜粋させていただきました。

詳しく知りたい方は、ご覧ください。

https://www.kyotokitayamamaruta.com/process/

弊社の夏季休暇まで、残すところ、あと2日です。

 

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