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ネットニュースで知りました。
エコガラスとは、板硝子協会会員3社(AGC・日本板硝子・セントラル硝子)の共通呼称。
2枚のガラスをセットにした複層ガラスの内側に、特殊な金属膜(Low-E膜)をコーティングしたものを指します。
ガラスに挟まれた中空層とLow-E膜によって、高い可視光透過率を有しながら、高い断熱性能と優れた遮熱性能を発揮します。
冷暖房効率を高め、光熱費やCO2排出量の削減に寄与できるガラスといえるでしょう。
板硝子協会は、2019年6月/JIS R 3209:2018(複層ガラス)の改正に合わせて、より高性能なLow-E複層ガラスを対象とする、上位グレードの商標として『エコガラスS』を制定しました。
またJIS R 3209:2018(複層ガラス)では、断熱性能による区分がT1~T6の6つに細分化されています。
従来のエコガラスのグレードは、次の3つ。
①熱貫流率(W/(㎡・K))が「2.33以下」
②同「2.33超、2.70以下」
③同「2.70超、4.00以下」
これを整理し、JIS改正により細分化された6つの断熱性能区分をもとに、より上位グレードの「エコガラスS」と、「エコガラス」の2つのグレードに大別しました。
「エコガラスS」の対象となるのは、上位ランクのT5・T6の、熱貫流率1.5W/(㎡・K)以下の性能を備えたものです。
ダブルLow-E三層複層ガラス(中空層9㎜×2)
アルゴンガス入りLow-E複層ガラス(中空層12㎜)
などが代表的なガラス仕様となります。
一方、「エコガラス」の対象となるのは、T1~T4の、熱貫流率1.5W/(㎡・K)超の性能のLow-E複層ガラス。
アルゴンガス入りLow-E複層ガラス(中空層6㎜)
Low-E複層ガラス
などが代表的なガラス仕様となります。
住まいの省エネ化が求められる中で、新築一戸建住宅におけるLow-E複層ガラスの普及率は年々増加し、2017年には8割を突破しました。
ただLow-E複層ガラスの中には、より高性能なものもあります。
エコガラスSの制定により、よりグレードの高いLow-E複層ガラスの断熱性能を分かりやすく区分することで、高性能品へのシフトを促していきたい。
板硝子協会は、こう考えているようです。
もっと詳しく、知りたい方は、元ページを以下に貼っておきます。
ご確認ください。
弊社の標準ガラスはアルゴンガス入りLow-E複層ガラス(中空層12㎜以上)となっています。
これって、エコガラスSに該当します。
今まではエコガラスと言っていましたが、これからは言い改めないといけませんね。
Low-EとはLow Emissivity = 低放射の略です。
板ガラスの表面にコーティングする、酸化スズや銀などの特殊金属膜をLow-E膜と言います。
もっと短くしてくれると助かるんですよね、LE膜とか、LE複層ガラスとか・・・。
posted by Hoppy Red
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