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ここ数日、何件かの問い合わせを戴きました。
何故か、輻射熱冷暖房機についての問い合わせです。
某TV番組で紹介されたようです。
以前に書いた拙ブログを読んでくれたのかもしれません?
お話を聞いてみると、弊社事務所に設置した輻射式冷暖房システム『パネルシェイド』のhpからの流入者もいます。
聞いてびっくり
体感ショールームとして弊社が紹介されていました。
もし良ければ、下記ページをご覧ください。
http://www.panel-shade.jp/showroom
設置した際に、紹介することを承諾していたのかも?
すっかり忘れていました。
以下、メーカーページより一部を抜粋・転載させていただきます。
『パネルシェード』とは、冷水や温水を直接パネル内に通し、その輻射により室内を冷やしたり、暖めたりする冷暖房システムです。
エアコンと同じように、ヒートポンプ式熱源機を利用します。
従来の輻射式パネルヒーターと異なり、夏・冬使うことが出来るのが特長です。
壁・床・天井を直接暖めたり、冷やしたりすることで、空間全体を快適な温度にします。
輻射とは、物体から物体に直接熱が伝わる現象のことをいいます。
弊社打ち合わせコーナーの写真です。
左奥の白いスクリーンがパネルシェイド本体になります。
サーモカメラで覗くとこんな感じです。
近くに寄ると、明らかな冷気を感じます。
輻射式暖房(冷房)は温度上昇(下降)がおだやかで、肌にやさしく健康的です。
風を起こさないので、チリやホコリを舞い上げることはほとんどありません。
たから、ハウスダストに敏感な小さなお子様や、お年寄りにも安心です。
さらに、送風音もないので静かで衛生的。
しかも、かなりの除湿能力をもっています。
事務所入り口に設けた排水口からは、毎日相当量の結露水が流れています。
カタログに除湿能力の表示はありませんが、かなりの除湿能力だと思います。
冷房時は、パネル表面に常時水滴が付着しています。
涼し気でいいんですが、触れば服も濡れてしまいます。
濡れるのがイヤな方は、まめに拭き取る事をお勧めします。
建物の断熱・気密性能を高めておけば、運転停止後も室温をそのまま保つことが出来ます。
ヒートポンプ式熱源機との組み合わせで省エネです。
更にCO2の排出量削減も可能です。
まさに時代が要求する経済性を実現する、サステナブルな冷暖房システムという訳。
お手入れも楽チンです。
一般的なエアコンのように、フィルター掃除の必要がありません。
柔らかい布を水に浸し、表面についたホコリなどをふき取るだけ。
あとは乾いた布で十分に水分をふき取るだけで、お手入れは完了です。
電話で質問を受けました。
「輻射式冷暖房機って、良いですか?」
良いと思います。
ただし、ある程度の断熱・気密性能を担保出来ている建物での使用に限るでしょう。
建物の表面温度を輻射熱で暖めたり冷やしたりすることで、快適空間をつくる仕組みだからです。
現行省エネ基準程度の性能であれば、いささか不安です。
冬は問題ないと思いますが、夏は物足りないと思います。
日射遮蔽性能を伴っていなければ、夏は厳しいかも・・・。
西日の厳しい弊社の場合、午後は暑くて仕方ありませんでした。
シェードを付けて、ようやく涼しく過ごすことが出来るようになりました。
省エネはお約束できます。
弊社でも、エアコンからパネルシェードに変えて、電気代がかなり下がりました。
価格がもう少し下がらないと、採用は難しいと思います。
体感なしに説得することは出来ないでしょう。
お手入れ楽チンで、インテリア的に問題なし。
快適かつ省エネなんですから、もっと増えていいと思うんですよね。
あとは値段だけだと思います。
メーカーさんに、頑張って欲しいと思います。
でも、必ず言われるんですよねー。
「もっと売ってくれれば、値段は下げられます。」
高いから売りにくいんじゃん!
判ってはいるんです。
鶏と卵問題と一緒です。
posted by Asset Red
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