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ご存知ですか?
室内空気は人間が一日に摂取するものの中で、最も大きな割合を占めています。
その割合は実に57%
凄いですよね。
しかも、家で過ごす時間が長い幼少期のお子様は、室内空気の摂取量が大人の2倍にもなるそうです。
これって、大問題ですよね。
『シックハウス症候群』という言葉を聞いたことがあると思います。
住宅の高気密化や化学物質を使った建材の使用などにより、室内空気汚染がおこり、居住者の体調に影響を及ぼす症状をさします。
ホルムアルデヒドの放散が少ないF☆☆☆☆の建材が普及し、シックハウスで悩む方々は減少したと思われがちですが、実は未だに新築住宅やリフォーム後の住宅で体調を崩すケースがあるんです。
その原因のひとつに、室内温度上昇に伴うホルムアルデヒド濃度の上昇があります。
F☆☆☆☆の建材でも、室内温度が30℃になると規定の値を超えるものがあるからです。
また居住後に購入した家具からのホルムアルデヒド放散も原因のひとつです。
なぜなら、居住後に運び込まれる家具にはホルムアルデヒド濃度の規制がありません。
上資料は、東京都がインターネット通販で販売されている収納家具を対象に実施した商品テストの結果です。
家具を室内に設置し、1日後にホルムルデヒドの室内濃度を測定したところ、室内濃度指針値(0.08ppmを上回る商品が30検体中6検体(20%)もあったそうです。
特に1検体では、指針値の4倍以上の濃度になったとも言います。
こうした現実を鑑みて、弊社では自然素材の多用や機能する換気システムの採用を行ってきました。
でも残念ながら、ご入居後に運び込まれる家具・カーテン等からのホルムアルデヒドには手が付けられません。
例えば、上の写真です。
我が家のクリーニング帰りの洋服のVOCを簡易測定してみました。
そのホルムアルデヒド濃度は0.848mg/㎥。
深刻な汚染となりました。
だからこそ、ご入居前に行う『室内空気環境の測定』と『換気風量測定』を完全実施し、その結果をご入居される方々に開示することをお約束しています。
弊社OB宅の測定結果となります。
ホルムアルデヒド濃度・・・0.01ppm、指針値は0.08ppm。
トルエン濃度・・・0.02ppm、指針値は0.07ppm。
エチルベンゼン濃度・・・0.01ppm、指針値は0.88ppm。
キシレン濃度・・・0.01ppm未満、指針値は0.05ppm。
スチレン濃度・・・0.01ppm未満、指針値は0.05ppm。
このくらい指針値を下回っていれば、一安心でしょ?
VOCを放散する建材を極力採用しない。
接着剤や化学塗料の使用を控える。
ホルムアルデヒド対策品と謳われた、吸着機能のある建材に頼らない。
そして何より、全ての給排気口の風量を測定し、理想的な換気が行われるように調整をしてお引渡しを行う。
これらを行うことで担保できるのが『安心できる室内空気環境』だと思います。
あなたの家の空気、大丈夫ですか?
posted by Asset Red
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