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昨日は、つくばの里山住宅博を視察してきました。
以下、会場で戴いたパンフレットからの抜粋です。
工務店が集まって、みんなで町をつくりました。
けれど、この町はまだ完成していません。
住まい手が暮らすことで、はじめて町に息が吹き込まれます。
この町の住まい手になって、一緒に町を育てませんか?
住まい手になる方法は2つあるそうです。
①住宅博の出展モデルハウスを購入する。
②街区内の土地を購入して家を建てる。
こんな街区になっています。
どの家もコモン(みんなの庭)まで数十歩。
閉じこもるのではなく分け合う、自然と触れ合い気持ち良く住み合う、美しい風景も分け合う。
これ、『春風台ヒュッゲガーデン』ランドスケープ構想/田瀬理氏のお言葉らしいですよ。
面白い取組みですよね。
でも、個人的には納得できない点もあります。
わざわざ里山を壊してまで町を造成する以上、そこに建てられる建物は、ある程度の環境性能を有した建物に限定すべきではないでしょうか?
10件以上の建物を見させていただきましたが、省エネ・環境性能の高い家はあまりありませんでした。
2階に上がるとメチャクチャ暑く、エアコンがブンブン唸っている・・・。
こうした建物が何件もありました。
どこにでも建っている普通の家が、あちこちに建っている。
そんな感じを受けました。
中には、ここを訪ねる工務店にパッケージ商品を売りつけることを目的にしているような建物まである始末・・・。
ここに出展する必要があったのかな?
単なる商機としか、考えてないの?
だったら里山じゃなくても、いいんじゃない?
もちろん、素晴らしい性能の建物もあります。
ここに住んでみたい!
と思う家だって、ありました。
でも、思ったほど多くありません。
なんだか、モヤモヤした視察でした。
posted by Hoppy Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
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