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今日から3日間、アセットフォーはお休みです。
このところ身体を動かすことが多かったせいか、全身が筋肉痛・・・。
ゆっくりと身体を休めたいと思います。
でも、そうはいかないんだよなぁー。
多分、家庭サービスが待っている筈・・・。
せめて、『充分な睡眠&ゆったり入浴』くらいはしたいですね。
そうそう、『α-ピネン』が漂う部屋で睡眠を取ると、疲労回復が早いそうです。
α-ピネンはマツ、ヒノキ、スギなど多くの針葉樹に含まれていて、特有の香りを持ち香料や医薬品の原料として広く使用されています。
その効果には、森林浴効果・強壮作用・血行促進作用・うっ滞除去作用・抗菌作用・免疫向上作用などがあるとか・・・。
疲労度を測定するフリッカー値の測定でも、その効果は明らかになっています。
フリッカーは労働科学分野における疲労度の測定や、眼科臨床による視機能の測定によく用いられます。
点滅する光が連続して見えるのか、ちらついて見えるかの境目の周波数を把握することで、高等な情報処理をおこなう大脳皮質の活動状態を確認することが出来るそうです。
疲労回復だけではありません。
以下、森林総研 研究成果 2017年紹介からの抜粋です。
近年、木の香りがもたらす生理的リラックス効果が明らかになりつつありますが、におい成分が人体に及ぼす影響に関するデータは少ないのが現状です。
木のにおい成分の一つであるα-ピネンは、ヒノキやスギ等に多く含まれ、木質内装の居室や針葉樹林内の空気中に存在しています。
α-ピネンが人の体にもたらす影響についてのこれまでの研究は、20代男性の血圧に関する報告に限られていました。
そこで、本研究では、対象を20代の女性に広げ、近年開発された自律神経活動の指標である心拍のゆらぎ計測(心拍変動性)を用いて、α-ピネンが人にもたらすリラックス効果を明らかにしました。
人工気候室内(温度25℃、湿度50%、照度230ルクス)で、女子大学生13名(平均年齢21.5歳)にα-ピネンあるいは空気(対照)を90秒間嗅いでもらい、その間の生理応答として心拍間隔と心拍数を計測しました。
またにおいを嗅いだ後に、嗅いでいた時の気分状態を質問紙に回答してもらいました。
その結果、副交感神経活動の指標である心拍のゆらぎ(心拍変動性)における高周波成分は、α-ピネンの吸入によって、空気の吸入と比較して46.8%有意に上昇し (図1)、心拍数も2.8%有意に低下しました。
質問紙の結果でも、α-ピネンの吸入によって「快適である」と感じていることが示されました。
α-ピネンの吸入は、生理的リラックス効果をもたらすことが分かりました。
木材がもたらす生理的効果に関するデータ蓄積が進むことによって、これまで経験的に知られていた「木材の良さ」が科学的に証明され、木材の利用促進につながることを期待します。
実は、我が家の自宅の床は無垢の松材です。
松材って針葉樹です。
調べてみると、α-ピネンの含有量は25~50%。
期待できそうです。
写真はリビングを写したもの。
建具や造作材も無垢の松材を使っています。
しかもフロアの厚さは21mm。
さぞかし、α-ピネンがたくさん放散されている事でしょう。
その割には、疲れが取れない気がするんですよね。
やはり、歳には適わないのかなぁー。
posted by Hoppy Red
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