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先日の会議の席で、こんな話題が提供されました。
FPの家グループ工務店の集まりでした。
「タンクレストイレから下水の逆流臭がする。」
「何か対策はありませんか?」
簡単に言えば、こんな感じでした。
トイレには『封水』と呼ばれる、『下水管からの臭いが逆流しないようにする水』が便器内に溜まっています。
この封水が少なかったり、切れていたりすると下水管からの臭いが便器の外まで逆流するようになります。
最近の節水型タンクレスタイプの場合、排水時に短時間の封水切れが起こるようですね。
この際にトイレ内が負圧状態だと、臭気戻りが起こり得るようです。
取説を見ると、こんな事が書かれていました。
室内において極端な負圧が生じないようにご注意ください。
排水能力低下や、便器洗浄時に排水配管から異臭が上がってくる恐れがあります。
負圧が生じないように、十分な換気を行ってください。
第3種換気システムを採用していれば、極端な負圧もあり得ます。
レンジフードを使用している時間であれば、猶更負圧になる筈。
ムムム・・・。
由々しき問題です。
でも幸いなことに、弊社ではこうした事例は出ていません。
自然給気口を多めに設置しているのが、良かったのかな?
差圧式の給気シャッターをトイレに設置すれば、良いかも・・・?
こうした問題を共有できる機会って、いいですよね。
posted by Asset Red
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