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昨日の午後は、3組の方が私を訪ねてくれました。
一組は担当者変更の挨拶、今までの担当者は『とある団体』に出向することになったそうです。
おっ!
新しい業界関係の情報源になるかも?
でも、当然『秘密保持契約』を結ばされるんでしょ?
新しい情報は教えてくれないよね・・・。
もう一人は古い知人でした。
夕方にふらっと現れた彼の顔を見て、名前を思い出すことも出来ないくらいに久し振り・・・。
20数年振りかな?
近くに寄ったので、顔を出してくれたそうです。
色々な情報を交換出来て良かったと思います。
そして、もう一組は吉野石膏の方でした。
前回の質問に対する回答をもって来てくれたんです。
疑問も解け、スッキリしました。
さっそく試してみようと思います。
えっ、何のことかって?
秘密です。
準備が出来次第、ご報告したいと思います。
昨日の会話の中で知った事を少しだけ書きたいと思います。
ご存知の方も多いとは思いますが・・・。
石膏ボードは、石膏をしん材とし両面を石膏ボード用原紙で被覆成型した建築用内装材料です。
防火性・遮音性・寸法安定性が高く、工事の容易性等の特徴をもっています。
また経済性にも優れていることから、今や『なくてはならない建材』として建築物の壁・天井などに広く用いられています。
石膏ボード=プラスターボードということで、『PB』と略されている事が多いようです。
でも、このPB表記正しくないそうです。
石膏ボード=Gypsum Board
略して『GB』が正しいそうです。
確かにJIS A 6901によれば、JIS記号は全てGB表記されています。
なんで、GBなんだろう?
とは思っていたんですが・・・。
Gypsum(ジプサム)とは、ズバリ石膏の事。
硫酸カルシウムの鉱物です。
一般的には二水硫酸カルシウム(CaSO4・2H2O)を指します。
ご存知のように、セメント・粉末石こう・チョーク・化学肥料などの原料になります。
わが国のせっこうボードの製造・販売は吉野石膏が大正11年(1922年)に開始したのが始まりです。
当初はすべて手作業で、水平なアルミ板の上に石膏のスラリー(泥状のもの)を流し込み、原紙と貼り付け、さらに原紙で覆いローラーで平らに延ばして板状にしたのち、天日干しをしていました。
現在では、ほとんどオートメーション化された工場で製造され、高品質な製品を提供しています。
今でも「せっこうボード」は「プラスターボード」と呼ばれますが、プラスター(plaster)とはもともと「塗りつける」という意味です。
プラスターボードと言う名称はその造りに由来しているのでしょう。
古くから身近にある石膏ボードですが、意外と知らないことが多いようです。
調べてみると、面白い点がたくさんあります。
住宅しかつくらない弊社と違い、ビルなどでは同じ石膏ボードを使いながら、全く違う施工方法を採用しています。
防音・遮音・吸音はもちろん、防耐火性能を高める、そうした施工方法を知らないのは勿体ないですよね。
この機会に覚えてみようと思いました。
posted by Asset Red
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