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やはり台風が来るようです。
台風情報を見ていると、色々な単語が出て来ます。
良い機会なので、それぞれの意味を調べてみました。
風速・・・1秒間に流れる空気の距離。
毎秒〇〇メートル(〇〇m/S)と表現します。
風速は絶えず変化しています。
この為、一般的には観測時刻の前10分間の測定値を平均し、その時刻の平均風速として示します。
最大風速・・・測定期間内の10分間平均風速の最大値。
〇月〇日の最大風速のように表現しますが、これを『日最大風速』と呼びます。
瞬間風速・・・風速計は0.25秒間隔で測定します。
3秒間(12回)の平均値を瞬間風速と呼びます。
最大瞬間風速・・・測定期間内の瞬間風速の最大値。
普段、何気なく聞き流していました。
最大風速と瞬間最大風速って、どうしてこんなに違うんだろう?
風速って、どのタイミングで測っているの?
スッキリしました。
換気風量測定をしていると思うんです。
風って、常に安定していません。
測定器の表示を見ていると、毎回迷います。
(数値が安定しない、どの値を採れば良いんだろう?)
さすがに0.25秒間隔で測定は出来ません。
10秒間隔位なら可能かな?
それを10分間測定して平均値を採る。
排気口の数は8個以上ありますから、80分以上掛かる計算になります。
無理だな・・・。
そんな手間は掛けられません。
気象庁って凄いな
改めて思います。
ついでに台風のしくみについて、気象庁のページを覗いてみました。
以下『台風のしくみ』からの転載となります。
台風は、一年中暑い熱帯地方の北緯5度から20度くらいの海上でもっとも多く発生します。
このあたりの海は海水の温度が高いため、雲ができやすく、台風が渦を巻く力もあるためです。
熱帯の海上にいったん空気の渦ができると、渦の中心に向かって、多く水蒸気を含んだ空気がまわりから流れ込みます。
そして、上昇気流が生まれます。
雲が作られ、雲は背高く成長して積乱雲にまで発達します。
雲のできる過程で、水蒸気が水粒に変わります。
そのとき、非常に多くの熱を放出します。
その熱がまわりの空気をあたため、上昇気流はさらに強まります。
これが繰り返されていくうちに、小さな渦は大きな渦にまで発達します。
これが熱帯低気圧の発生です。
熱帯低気圧が発達すると台風となります。
同じ熱帯でも、大陸には熱帯低気圧はできません。
これは、海から放出される莫大な水蒸気が台風のエネルギー源であるからです。
台風は、熱帯大気という同じ性質の空気のなかで生まれて発達します。
温帯低気圧は、異なる2つの空気の衝突で生まれます。
低気圧の中心からのびる前線は、異なる気団の境目です。
両者の性質が異なるほど、温帯低気圧は発達します。
https://tenki.jp/docs/note/typhoon/page-2.html
もっと詳しく知りたい方は、元ページをご確認ください。
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