床組施工しています。

 

今日のところは、なんとか持ちそうです。

練馬・板橋の天気は雨時々曇り。

時折強い雨が降っています。

マンションリフォーム、床組施工が始まりました。

既存の部屋と段差を付けたくないため、置き床に出来ないところがあります。

レベルを測ってみると、レベリング材の表面はかなり水平が取れていました。

この部分は根太を転ばし、接着剤と釘打ちの併用を行うことに・・・。

根太の天端からレベリング材にかけて下穴を明け、そこに釘を打ち込みます。

結構音が響きますね。

意外とスムーズに作業は進められています。

でも木桟が埋められていた部分の周辺は、どうしてもレベルがまちまちになっていました。

レベリング材を削ったり、くさびをかったり・・・。

先行配管を移動しながらの根太施工もあります。

床に留められたバンドを外し、位置を変え、再度取付ます。

最近は塩ビ管を使わず、架橋PE管を使っているので、こういう時は助かります。

これが架橋PE管です。

給水管と言えば、昔は鼠色のパイプ(VP管)もしくは青み掛かった黒いパイプ(HIVP)でした。

そして給湯管は茶色いパイプ(HT管)もしくは被覆銅管です。

どれも一度配管したら、配管位置を変えるなんて容易ではありませんでした。

たまには、水道管について書いてみましょう。

塩ビ管には、大きく分けてVP管とVU管の2つがあります。

元々はVP管だけだったそうです。

でも、VP管より薄くても使用可能な用途向けの管材としてVU管が規格制定されました。

VP管は一般的に圧力用「上農水道埋設用・建築給水用」に使用されます。

排水用途としてはVUより撓みにくい特性を活かし浅埋設、深埋設に使用することもあります。

また集合住宅の排水・通気配管にも使用します。

VU管は、主に排水用途に使用されます。

埋設では自然流下用途「下水用・土木用・排水用」に使用されます。

また低層住宅の排水系統にも使用されています。

HIVP管は耐衝撃性を向上させた塩ビ管です。

主に水道用途「水道用・建築給水用」に使用され、低温時(外気温)でも優れた耐衝撃性を維持し、寒冷地や他管工事での衝撃による被害を最小限に抑えます。

HT管は耐熱性を向上させた塩ビ管です。

高温流体用「給湯用・高温排水用」管材となります。

従来の金属管とは異なり、錆びや腐食による水質悪化や電食・漏電事故などの心配がありません。

従来の金属管が被覆銅管です。

銅管は、加工性に優れ曲げやすい・抗菌性があり衛生的・環境ホルモンと無縁・疲労特性に優れ地震の揺れに耐えるといった多彩な特性を有しています。

断熱性に優れる各種の保温材で被覆することで、冷めやすさゃ熱の伝わりを防ぐことが出来ます。

そして『架橋PE管』です。

いわゆる樹脂管になります。

画像の白い部分がPE管、青もしくは赤い部分は断熱・被覆材となります。

PEとはポリエチレンの略。

架橋?

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架橋ポリエチレンとは、熱可塑性プラスチックとしての鎖状構造ポリエチレンの分子どうしのところどころを結合させて、立体の網目構造にした超高分子量のポリエチレンをいうそうです。
架橋反応が終了したポリエチレンは、普通のポリエチレンよりも耐熱性・クリープ性能が高いようですよ。

今や、屋内給水給湯工事には欠かせないパイプという訳。

接着剤による接合やロウ付けを行わず、切って差し込むだけの施工性の良さと、優れた柔軟性・耐熱性・耐食性が特長です。

接続部が少ない分、漏水の危険な箇所を減らすことが可能です。

デメリットもそれなりにあるようですが、私自身は20年以上採用しているので、何の心配もしていません。

今日は早めに作業を終わらせて、帰ります。
そして明日の現場は休業です。

午後から大変そうだし・・・。

 

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