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雨が強くなってきました。
台風直撃
朝から近くのコンビニでは、看板を倒したり、旗をしまったり・・・。
台風対策に忙しそうです。
この店は、臨時休業しないようですね。
良かった・・・。
お昼ごはん難民には、ならずに済みそうです。
今回は、失敗談を書きたいと思います。
先日、ご入居された方より電話を戴きました。
「お風呂のシャワー水栓からお湯が出ないんだけど・・・。」
尋ねてみると、浴槽にお湯は張れるらしい。
エコキュートの不具合ではないようです。
洗面化粧台やキッチンのお湯も出るようです。
もしかして、お湯の止水栓が閉まったままなのかな?
早速、お邪魔して状況確認を行いました。
ユニットバスに入ってシャワー水栓を使ってみましたが、数分経っても水が温かくなりません。
水栓下部にある止水栓を見ると、お湯・水ともに開いています。
念の為、エプロンを外し点検口を開け、配管を覗いてみました。
オレンジ色をしたお湯配管、青色をした水配管のどちらも繋がっています。
試しに、水側の止水栓を閉じて高温状態で水栓のハンドルを回してみました。
お湯が流れる筈・・・。
蛇口からは普通に水が流れています。
いつになってもお湯になる様子はありません。
また、点検口内のオレンジ色の配管に触っても熱くありません。
お湯側の止水栓を閉じて同じく試してみましたが、結果は同じです。
サーモスタットの不具合か?
お湯配管にお湯が繋がっていないのか?
状況を説明して、設備業者に来てもらいました。
幸い、すぐ近くにいたので、すぐに来てくれました。
どうやらお湯と水の配管を間違って接続していたようです。
通常は水栓に向かって左側にお湯を、右側に水を繋ぎます。
これが逆になっていたようです。
繋ぎ直したら、すぐに直りました。
へぇーっ、お湯・水配管を逆に繋いだら、お湯って出ないんだ・・・。
初めて知りました。
混合水栓って、お湯と水を混ぜ合わせてちょうど良い温度のお湯を出せる水栓です。
ハンドルが2つあるタイプと1つしかないタイプがあります。
ちなみに今回の場合は『サーモスタット』が付いた、ハンドルがひとつの混合水栓でした。
お湯と水の繋ぎ方を間違っても問題なさそうですよね?
そもそも、サーモスタット混合水栓って、どんな仕組みなの?
どんなメリットがあるの?
改めて調べてみました。
吐水口が1つでお湯と水それぞれのハンドルがついているタイプであれば、それぞれのハンドルをひねり、適温に調節しなければなりません。
温度を調節するまでに多少時間がかかるので、その間に流れるお湯は無駄になってしまいます。
面倒ですよね。
でもサーモスタット水栓なら、すばやく自動で調節してくれるので捨て水の量を最小限にすることができます。
これがサーモスタット水栓のメリットです。
節水効果も高いと言います。
2つのハンドルをひねって温度を調節する手間も省ける点も大きいと思います。
その秘密は蛇口内部に組み込まれた『サーモカートリッジ』らしい。
カートリッジ内にあるサーモバルブワックスや形状記憶合金が、温度に比例して膨張・収縮する特性を利用するそうです。
水とお湯の混合比を変えることで温度を調節する仕組みみたい・・・。
そうか
右側にお湯が来ていても、温度が高くならないとバルブが開かないから、お湯は出ないんだ・・・。
ずーっとお湯が出なければ、オレンジ色の配管内のお湯も冷めてしまいます。
触っても温かくないのは当たり前。
スッキリしました。
ご入居前って、お湯が出ません。
水が出る事は確認できるけど、お湯が出るかどうかを確認する事が出来ないんですよね。
せめて、お湯・水の配管がキチンとそれぞれの接続箇所に繋がっているかを確認しないといけませんね。
他の水栓であればオレンジ色が左、青色が右と決まっています。
でもユニットバスの場合は、わかりにくいものもあるんですよね・・・。
反省です。
しかも左右違っただけで、お湯が出なくなる事を知りませんでした。
ダブルで反省です。
それにしても、サーモスタット水栓って凄いですよね。
今更ながら感心しました。
posted by Asset Red
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