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アセットフォーの3連休3日目。
今日は悲しい話を書きたいと思います。
先日、後輩のお通夜に参加しました。
まだ45歳の方です。
病気だったらしい・・・。
お子様だって、まだ未成人。
残されたご家族も大変だと思います。
ショックでした。
帰路、乗り換え駅で寄り道をしました。
昔通っていた居酒屋で精進落としをしようと思ったんです。
親子3人で続けている小さなお店です。
いつものホッピーを呑みながら、お互いの最近を報告しました。
ショック!
厨房に立っていた息子さんが、今年の2月に亡くなったそうです。
入浴後に、自室で脳梗塞を発症!
寒いので、お風呂の温度は高めだったそうです。
風呂上り、上半身裸の恰好で倒れていたとの事。
元々高血圧気味ではあったそうです。
でも、まだ47歳ですよ・・・。
医師によれば、ヒートショックが原因としか考えられないそうです。
こちらのお宅は、10年位前に家を建て替えています。
私が以前お世話になっていた地元のビックビルダーで、建てている筈。
このビルダーは、今も現行省エネ基準程度の家しかつくっていません。
しかも、気密性能を表すC値は3~5だと云います。
当時の家も、同程度の性能でしょうね。
現行省エネ基準の家って『高断熱住宅』なんて言われることもあるけど、無暖房室って結構寒いんですよね。
しかも、上下階や室間温度差が大きい。
本来は家中を19℃以上に暖めていなければなりません。
上図は英国保健省2009年次報告書による、室温と疾患リスクの関連性を示しています。
いまさら説明の必要はないと思います。
断熱性能・気密性能を高め、自然室温を高く維持できる建物であれば問題ありません。
でも省エネ基準程度の家であれば、非居室も含めて暖房が必要となります。
当然、暖房費が嵩むでしょう。
これを抑えていれば、家の中の温度は低くなります。
寒いからお風呂の温度を高くするし、入浴時間も長くなります。
入浴後に温度が急激に下がれば、ヒートショックもあり得るでしょう。
なんだか、『知人の死』に自分も加担している気がします。
寒い家をつくってはいけません。
改めて、そう思いました。
悲しいですね。
残念に思います。
ショックの後のショック、そして最後はヒートショックでした・・・。
posted by Hoppy Red
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