世間の勘違い

昨日は一般社団法人ロングライフ・ラボの主催する、第1回持続可能な社会構築をめざすためのシンポジウムに参加してきました。

著名な方々による色々な話を聞くことができ、大変有意義な時間を過ごすことが出来ましたよ。

例えば清水代表理事は、こんな事を話していました。

世間の勘違いという話です。

今の新築住宅が、まさか寒いとは思っていない。→でも高断熱住宅って謳ってますよね・・・

寒い家は危険という認識が薄い。→知識として知らされていない。

日本の家は、国際的にレベルが高いと思っている。→住宅後進国である事を知らされていない。

冬、家全体が温かい住宅は健康に良いという認識が薄い。知識として知らされていない。

居室以外を暖房するのは、もったいないと思う人が多い。

冬、寝室の暖房をつけて就寝する人がほとんどいない。

皆さんはいかがですか?

こんな事、思ってないですよね。

ちなみに建築基準法第1条には、こんな事が書かれています。

『最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図る』

そして、命を守るための最低基準として挙げられているのが次の基準です。

耐震性

換気量

階段の勾配

階段手摺の設置

防火建材

火災報知器

等々・・・。

でも、この中に『寒さから命を守る最低基準』はありません。

何か意図があるのかな?

「省エネで寒さから命を守る事の出来る家って、どこで建ててるの?」

そんな質問に対する答えを用意して、積極的に働きかける団体が出来ました。

それが(一社)ロングライフ・ラボです。

今後に期待したいと思います。

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