ユニットバス施工しています。

弊社近くのマンションリフォーム。

朝から、ユニットバスを施工しています。

小さなエレベーターですが、無事搬入する事が出来て良かった・・・。

給排水・給湯位置を確認し、配管接続から作業を開始したいところですが、まずは架台を設置します。

とにかくギリギリの寸法で納めるので、位置出しが重要なんです。

既存のトイレ壁が直角になっていないので、合わせるのも大変・・・。

無事配管接続をして、防水パンの据付を開始します。

ここまで進めば、ひとまず安心です。

床下寸法もギリギリなので、入口ドアが上がらないかどうか心配だったんです。

ここで一旦現場を離れました。

その前に写真を一枚!

保温浴槽です。

こんな断熱材が浴槽の裏側に貼り付けられています。

EPSですね。

EPSとは、ビーズ法ポリスチレンフォームの略称です。

「Expanded Poly-Styrene」の頭文字をとっています。

ドイツで生まれた代表的な発泡プラスチック系の断熱材で、ポリスチレン樹脂と炭化水素系の発泡剤からなる原料ビーズを予備発泡させた後に、金型に充填し加熱することによって約30倍から80倍に発泡させてつくられます。

金型形状をかえることで様々な形状の製品をつくることができます

だから、こんな複雑な形状も作れる訳です。

発泡スチロールと言った方がピンとくるかもしれませんね。

その断熱性能はまあまあというといろでしょうか。

熱伝導率で言えば0.034~0.038W/m・Kとなっています。

試しに浴槽の回りの断熱材厚さを測ってみると、10~15mmでした。

仮に熱伝導率を0.034W/m・K、厚さを15mmとすれば、熱抵抗は0.015÷0.034=0.44になります。

これって、グラスウール16Kであれば20mm程度の厚さ分に相当します。

断熱材としては、ちょっと物足りないような気もします。

でも、メーカー資料によれば『お湯が冷めにくい保温浴槽』らしい・・・。

一定の条件下であれば、4時間経過しても2.5℃しか湯温が冷めないらしいですよ。

ちなみに一般浴槽であれば7℃も下がるようです。

でも、この数値は断熱蓋とのセット時のものらしいです。

断熱蓋を使用せず、断熱浴槽だけの場合の効果は不明です。

でも、その割に断熱蓋ってオプション品なんですよね。

保温浴槽とセット販売すればいいのに・・・。

ちなみに普通に浴室下の基礎に断熱施工を行い、尚且つ保温浴槽&断熱蓋を採用した我が家の場合、39℃で設定したお湯は8時間後36℃位になっています。

8時間でー3℃なら、かなり優秀といえるでしょう。

浴槽に浸かるのが好きな日本人には、適した省エネ方法だと思います。


午後一番、現場に寄ってきました。

だいぶ進んでいます。

後2時間くらいで完成でしょうか?

天井には換気乾燥暖房扇が付いています。

正面の梁型が残念で仕方ありません。

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