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今日はアセットフォーの定休日。
あっと言う間に11月も半ばになってしまいました。
この調子で、年末そして新年を迎えることになるんだろうなぁー・・・。
歳を取ると月日の流れが早いと聞きますが、本当ですよね。
さて、本題です。
先日の打ち合わせでは、壁内結露にメチャクチャ食いついてくる方がいました。
店舗経営をしている方のようです。
家づくりを最近になって考え始めたとの事。
どこから考え始めたら良いのかわからないので、まずは地域密着工務店の話を聞いてみよう!
白羽の矢が弊社に点てられたです。
いつものプレゼンを行っていると、いい感じで聞き入ってくれます。
時々、質問してくれたりして・・・。
「ちょっと、いいですか?」
「直接、関係ある訳じゃないんです。」
「でも、教えてください。」
店舗の冷蔵室とバックヤードの境壁が結露ですぐに腐ってしまうそうです。
冷蔵庫の温度って0℃以下ですよね?
バックヤードは冬でも20℃位あると思うので、その温度差は20℃になります。
夏場だったら25℃位だと思うので、さらに温度差は大きくなります。
湿度も高いし、外壁以上に断熱&気密施工に力を入れなければ、当然結露すると思います。
でも、ボード状の断熱材の厚さはせいぜい30mm位らしい・・・。
設備業者によれば、換気を良くすれば改善するとの事。
全然効果は出ていません。
そりゃ、そうですよね。
どんだけ換気風量を上げるつもりなんだろう?
空気中の湿度を低くしないと駄目だと思います。
普通は、防湿施工をした上で壁の断熱性を高めるんじゃないのかな?
冷蔵庫の施工なんてした事ないので、わかりません。
でもワインセラーをつくった時は、そうしました。
その時の施工イメージは、こんな感じです。
表面結露ならまだしも、壁内結露だけは避けたかったですから・・・。
イラストで言えば、FPパネルの外側が結露して腐る訳ですよね?
この話もっと進めたかったけど、時間も無いし今回の話とは関係ないと言うし・・・。
例えば冬季20℃/30%の時の露点温度は1.9℃です。
境壁がこの温度を下回れが、結露します。
そして夏季25℃/60%の時の露点温度は16.7℃。
細かい計算はしていません。
でも冬季にバックヤード側の壁が1.9℃以下になる事は、まず無いと思われます。
でも、夏季16.7℃以下は十分ありそうです。
室温がもっと上がれば、より結露は起きやすくなります。
バックヤードの仕上げを羽目板にしているようですが、これをキッチンパネルに変えてみるのも手だと思います。
湿気を透過しにくくなるから、内部結露対策になります。
表面結露は拭けばいい訳ですから、随分とメンテナンスが楽になると思います。
今度、この話になったら提案してみようかな?
まさか、こんな話がいきなり出てくるとは・・・。
posted by Hoppy Red
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