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昨日知った情報です。
ハウスメーカーも動き始めたようです。
えっ、なんの事⁉️
と言う方も多いと思います。
木材劣化対策の事なんです。
木材劣化対策とは
防蟻処理
防腐処理
防かび処理
その他不快昆虫処理
をまとめて行う事。
従来の防蟻・防腐処理を上回る施工を指します。
次の写真をご覧下さい。
弊社も採用しているボロンdeガード工法を今後採用するハウスメーカーです。
名前は伏せられていました。
C社の欄にあるBSシールとは、ホウ酸含有の油性シーリング剤です。
これを使って配管回りや基礎の打ち継ぎ部分の木材劣化対策処理をする事に決めたらしい・・・。
ただ高濃度ホウ酸を使うだけではありません。
全構造材処理をすると言うんです。
上イラストを良く見ると3色に塗り分けられています。
濃い方から順に標準処理、1階全部処理、全構造材処理となります。
一般的に防蟻処理と言えば、標準処理を指します。
でも弊社では1階全部処理をお勧めしています。
アメリカカンザイシロアリの事を考えれば、全構造材処理が良いでしょう。
また、ホウ酸の濃度も重要です。
当然、従来の防蟻処理に比べて高価です。
その分、効果は高いんですが・・・。
従来の合成殺虫剤による防蟻処理は3~5年で効果が無くなってしまいます。
だから5年毎に再処理が必要です。
止めてしまえば、シロアリの恐怖が待っているだけ・・・。
これって蟻地獄ですよね?
ホウ酸ならば再処理の必要がありません。
だって無機物は、揮発しませんから。
まずは120棟位から始めるようです。
その後、営業や施工の対応が出来次第、全棟実施に移行するとの事。
この影響は大きいと思います。
どんどんと広がっていくでしょうね。
合成殺虫剤による防蟻処理が、高濃度ホウ酸を使った木材劣化対策に変わっていくことを願います。
⚫️条工務店対策として実施するのかもしれないけど、なによりお施主様が喜ぶと思います。
posted by Asset Red
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