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今日は朝から図面を描いています。
現場担当の私が描く図面ですから、意匠図の筈がありません。
こんな図面です。
随分細長いお宅でしょ?
現在計画中の、南道路に面する3階建ての専用住宅となります。
そして、描いているのは断熱パネルの図面です。
ご覧戴いているのは1階壁ですが、2階壁・3階壁そして1階床と2・3階屋根の計5枚描きました。
白い部分は構造&開口部です。
構造図が上がっていれば、それを見ながら描きます。
そして、黄色部分に断熱パネルが入ります。
木枠の付いた硬質ウレタンフォームパネルです。
通称『FPウレタン壁パネル』、これ一枚で
断熱性
気密性
耐震・耐風性
を飛躍的に高めてくれます。
しかも簡単・確実に施工できますから、施工者によるムラを無くす事が出来ます。
完全オーダーメイド製作ですから、どんな間取りにでも対応可能です。
パネル図面を描くのは面倒ですけど・・・。
でも描いているうちに、問題点の抽出が出来ます。
この時点で解決しておけば、現場での対処を大幅に減らすことも可能です。
どうせなら、大型パネルに移行したいですよね。
でも、大型クレーンの設置が出来ないから無理なんです。
でも黙って指を咥えているのもどすかと思います。
色々な方法を考えてみようと思います。
話を元に戻しましょう。
この図面を元に拾いを行い、発注します。
でも、発注用の品番をおこすのが面倒なんですよね。
歳をとったせいか、すぐに忘れてしまいます。
いちいちマニュアルを見ながら、おこしています。
例えば
GSM09Z11-980×660C-2450(H=2130)
これは、巾803mm×厚さ105mm×高さ2450mmのパネルを示します。
そしてH980mm×W660mmの開口が、壁センターかつ窓上端H2130mmにある事を示すんです。
現場でも、コレを見ながら施工します。
かなり重要な図面なんです。
だって、注文から製作までに結構な時間を要するんだもん。
間違えたりすれば、工期が延びてしまいます。
外部が決まらないから、雨養生も大変です。
サッシの取付や外壁防水紙の工程が先延ばしになったら、困るでしょ?
頭に、大工さんの困った顔が浮かびます・・・。
のんびり時間を掛けている暇もないけど、焦って間違っても困るんです。
まあ仕事って、こんなもんですよね。
posted by Asset Red
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