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1月6日、月曜日。
世間様も一斉に動き出すと思われます。
今朝も寒いですね。
寒いと、ついつい暖房温度を上げてしまいます。
換気扇のスイッチも消してしまいがち。
だからこそ、気をつけてください。
高い室温と換気不良は、化学物質の放散を促進する恐れがあります。
化学物質は、どこから発生すると思いますか?
シックハウスの代表的な原因物質『ホルムアルデヒド』は、住宅の内装・家具・フローリングなどの接着剤や建材に使われています。
でも、建築基準法で規制を受けているんでしょ?
そうです。
以下の規制が設けられているんです。
①内装仕上げの制限
ホルムアルデヒドを発散する建材を等級(F☆☆☆☆~F☆☆など)で分け、使用面積に制限を設けています。
②換気設備の設置義務付
機械換気設備(24時間換気システム等)の設置を義務付け、換気回数を規定しています。
でも、換気扇のスイッチを切ってしまえば対策②の意味はありません。
頼りになるりは対策①のみ・・・。
でも、こんなデーターを見つけてしまいました。
実験による、F☆☆☆☆の木質建材を使った部屋の温度を高めた際のホルムアルデヒド放散量を示したグラフです。
これを見ると、室温30℃の時点で規定値を超えることがわかります。
ちなみに厚労省の室内濃度指針値は0.08ppm、これを超える温度はおよそ35℃になっています。
室温が高まれば、ホルムアルデヒドの放散量は増えます。
換気扇を回さなければ、すぐに危険濃度を超えてしまいそう・・・。
頭痛
めまい
吐き気など
こんな症状が出たら、シックハウスかも知れません。
国内には100万人をこえるシックハウス症候群の患者がいるそうです。
寒くても、換気扇のスイッチは切らないようにしましょう。
posted by Asset Red
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