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仕事始めを済ませたばかりだというのに・・・。
今日と明日はアセットフォーの定休日。
なんだか申し訳ない気分です。
さて、本題です。
次のデーターをご覧ください。
厚労省の人口動態統計に基づいた都道府県別の冬季死亡増加率を示したグラフとなります。
冬季死亡増加率?
なんだか物騒な言葉ですよね。
暖かい季節(4~11月)に対して、寒い季節(12~3月)の月平均死亡者数がどれほど増えるのかを都道府県別に示しています。
これを見ると、意外な感じがします。
例えば、国内で最も寒い筈の北海道の冬の死亡増加率は一番低いんです。
一方、比較的温暖だと思われる栃木県は夏より冬の方が25%も死亡率が高い。
寒い地域ほど、家をの中を暖かく保つ工夫がしてあるのが原因です。
暖かい地域では、それほど工夫が見られません。
でも、寒い日だってあります。
油断して寒さに健康を奪われている訳です。
また、この傾向は海外でも同じです。
温暖な地域の方が冬に沢山死んでいるそうです。
健康を守る最低室温は、18℃。
それを下回れば、循環器疾患になる可能性が高まります。
16℃未満で呼吸器系疾患。
12℃未満では頻尿リスクが5倍にも跳ね上がります。
血圧上昇・心血管疾患リスクだって高まります。
5℃を下回れば、低体温症で死んでしまうかも・・・。
東京は、意外と死亡率が低いんですよね。
お金持ちが多く『我慢の小エネ』に縁遠いのかもしれません。
少し古いデーターですが、こんな資料があります。
世界の主要地域における用途別世帯当たりエネルギー消費量を比較しています。
これを見ると、我が国の冷暖房にかかる費用って驚くほど少ないことが分かります。
住まいの断熱性能はすこぶる悪いのに・・・。
これって、正に我慢の小エネですよね。
『冬の寒さに耐えるのが美徳』
裸で乾布摩擦が恰好良い!
滝に打たれるなんて、超カッコイイ!
こんな時代錯誤は、さすがに通じないと思います。
でも
「電気代や灯油代・ガス代がモッタイナイ。」
とか
「厚着してれば、凌げる」
なんて事言う人は多いと思います。
ダメですよ、肺や食道を冷やしてしまえば同じです。
口や鼻に採り入れる空気の温度を挙げなければ、意味ありません。
風邪ひいて薬飲んだり、通院したり、挙句の果てに会社を休んだり・・・。
こんな事にならないように、部屋の温度を調整しましょう!
posted by Hoppy Red
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