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今日は水曜日、アセットフォーはお休みです。
でも、現場は動いています。
例えば外壁のメンテナンスを行っている現場では、既存サイディングに下塗りを行っています。
外壁材や屋根材などの塗装面に一番最初に塗る塗料を下塗り塗料と言います。
下地処理を含めて下塗りと呼ぶのが一般的だと思います。
また下塗り塗料の目的は、以下の通り。
①中塗り・上塗りの密着性を良くするため。
②塗装面を整えるため。
代表的なものに
プライマー
シーラー
フィラー
があります。
サーフェイサーと呼ばれるものもあるようですね。
何が違うの?
調べてみました。
シーラーは上塗り材が下地に吸い込まれる事を防ぎ、密着性を高めます。
プライマーには、鉄の部材に塗る防錆プライマーや上塗り材との密着効果を高める接着プライマーなどがあります。
フィラーには小さなひび割れ(ヘアークラック)や下地の凸凹を補修する機能があります。
サーフェイサーはこれらの上に塗る中塗り塗料らしいですね。
他にも微弾性フィラーという、モルタル壁の下塗り材によく使われる物があるそうです。
これは、シーラーとフィラーの機能を兼ね備えています。
例えば外壁が傷んでいる場合は、下塗りとしてシーラーとサーフェイサーを塗布することもあるようです。
ここでは、『パーフェクトサーフ』という塗料を使いました。
窯業系サイディングの塗り替えに最適な下塗材と言われています。
サーフと言うのに、下塗り材なんですね。
中塗りじゃないの?
説明書には、こんな事が書かれていました。
下地の隠ぺいにすぐれているので、淡い色から濃い色への変更はもちろん、濃い色から淡い色への変更にも最適です。
きめが細かいので、上塗りの吸い込みが少なく、仕上がり感にすぐれているので美しい仕上がりが期待できます。
防藻・防かび機能も有しています。
微弾性機能を有しているので、ヘヤクラックへの追従性もあります。
ふーん・・・。
なんだか、シーラーとフィラーとサーフィサーの良いとこどりしているみたいです。
職人さんに言わせれば「コレを使っていれば間違いないんだそうです。」
現場後ろの月極駐車場の車には、シートを掛けさせて貰いました。
サイディングの上に、ローラーを使って塗っていきます。
元の色とはずいぶん違います。
塗り上がりはこんな感じです。
塗り終わったら、中塗りを行います。
外壁が終わったら、屋根もあるし、雨樋も塗らなければなりません。
軒裏&破風板も塗るし・・・。
まだしばらく、かかりそうですね。
天気が続くと良いんだけど・・・。
posted by Hoppy Red
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