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今日の練馬・板橋は冷たい雨。
先日少しだけ雪が降ったものの、やはり明らかな暖冬です。
日常生活だけみれば、寒くなくて良いですよね?
でも大きな目でみれば、色々な問題がありそうです。
その割りに、世間ではあまり大騒ぎになっていないのが不思議ですね。
これだけ日常化すれば、もはや異常気象とは言えません。
地球温暖化は、既に始まっているんですから・・・。
地球温暖化の原因物質のひとつが二酸化炭素(以下CO2)です。
そして、室内濃度も問題になります。
弊社事務所でも、最近ようやく、その濃度を測り始めました。
弊社事務所の広さは約116.54㎡。
ここで常時5人が業務を行っています。
天井高さはおよそ2.5mですから、気積は291.35㎥となります。
終末は打ち合わせの為のお客様が4~5人増えますが、普段は3~5人しか居ません。
トイレ換気扇×1台が常時稼働中。
厨房および打ち合わせコーナー用トイレの換気扇は利用時のみ稼働しています。
打ち合わせコーナーの天井扇は、ほぼ稼働なし。
ちなみにトイレ換気扇の風量は、36.8㎥/hでした。
気積は291.35㎥、換気風量は36.8㎥ですから、換気回数は0.13回/hなります。
一方建築基準法で定められた風量は『非住宅系』であれば0.3回以上、『住宅系』であれば0.5回以上必要です。
全然、少ないじゃん!
ちなみに屋外のCO2濃度は、およそ300〜450ppm。
建築物衛生法で定められた濃度は、居室1000ppm以下となっています。
さあ、弊社のCO2濃度はどのくらいになっていたでしょうか?
例えば今日の午前中は、こんな感じです。
朝8時~12時までを5分間隔で計測しています。
478ppmからスタート、徐々に上がりながら12時時点の濃度は679ppmとなっていました。
このまま上がり続けるのか?
どこかで落ち着くのか?
ちなみに14時現在の濃度は659ppmです。
少し下がったようですね。
昼休みになり、在室人数が減ったのが原因かも?
食事中の臭い移りを気にして、換気扇を回したし・・・。
換気回数0.13回/hでも、問題ないようですね。
参考までに、気温と相対湿度も挙げておきます。
まずは気温です。
18~19.5℃に徐々に上がっています。
日射の影響はなし。
エアコンの設定温度は27℃になっています。
ちなみに14時現在の外気温は6.8℃でした。
なにしろ、断熱性能が低い建物なので・・・。
相対湿度は、こんな感じです。
気温上昇に伴い、
湿度は下がる筈。
でも徐々に上がっています。
なぜ?
加湿器は稼働していますが、そんなに効果が高いとは思えません。
他に何か理由がある筈。
14時現在の外気湿度は77%ありますから、多分外気導入のお陰でしょうね。
他の換気扇を回せば、もっと湿度は高くなるでしょう。
でも、室温は下がってしまいます。
その分、エアコンが頑張ることで電気代が増えます。
どっちが得なのかな?
弊社ではCO2濃度がわからない為、今までは0.5回/h換気を遵守していました。
だって、こんなデーターもありますから・・・。
怖くて、換気風量を下げる事が出来ません。
でも友人に聞くと、0.5回/hは多すぎると言います。
ちなみに弊社では、新築物件に限り、全棟ホルムアルデヒド等のVOC濃度をバッチ試験で確認しています。
勿論、厚労省の指針値を大きく下回っています。
だからCO2濃度が問題無ければ、換気回数を減らすことが可能です。
換気による熱損失を減らすことができ、より省エネになる訳です。
でも、CO2濃度ばかりは住んでみないとわかりません。
OB宅で、測定するしかないと思います。
運用方法を考えないと・・・。
posted by Asset Red
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