洗濯物が乾くしくみ

昨日行われたワークショップの一コマです。

出来上がったランプシェードを、乾かしています。

写真には写っていませんが、下にはサーキュレーターが置かれ常時風を送っていたんです。

これを見て私は

「なんだか洗濯物を干しているみたいだな。」

と思いました。

シェードをつまんでいる洗濯挟のせいかもしれません。

気温が高く、湿度が低ければ洗濯物はよく乾きます。

会場の気温は21~22℃、まあまあだと思います。

湿度は45%くらい、よく乾きそうです。

気温が高ければ水分が蒸発しやすいし、湿度が低ければ空気は乾燥しやすい筈。

おまけに風が当たっています。

でも、意外と乾きません。

温風を当てようかとも思いましたが、中の風船が割れても困ります。

おとなしく待っていました。

洗濯物が乾く仕組みは以下の通り。

洗濯物の表面に触れている空気が乾燥すると、繊維に含まれる水分は蒸発します。

すると洗濯物の回りには、薄い水蒸気のベールが出来るそうです。

このベール内は湿度が高い為、洗濯物は乾きにくくなります。

だからベールを取り除く必要があります。

これが風の役目です。

ベールが取り除かれると、繊維表面は乾燥した状態に戻ります。

そして繊維の水分は蒸発。

乾燥のサイクルが始まります。

風の役割って大きいんですよね。

普段は忘れている、こうした現象を思い出す良い機会でした。

洗濯物を干す場合は、風が当たるように相互の間隔を開けた方が良いですよ。

より早く乾きます。

 

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