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先日、弊社OBより電話を戴きました。
築16年のお宅に住んでいる方です。
「1階トイレから水が漏れている。」
詳しくお話を聞いてみると、既にメーカーに連絡を入れ、早速メンテナンス担当が来てくれたと言います。
「機能部の部品が劣化しているそうです。」
悪い予感がしました。
(すでに便器が廃盤になっていて、修理不能なのかな?)
「まだ交換部品があるそうなので、工務店に依頼してください。」
との事。
良かった・・・。
TOTOの一体式シャワートイレでした。
早速メーカーに連絡を入れ、交換部品の品番を調べて貰いました。
翌日、メールが入りました。
以下、原文をそのまま転載します。
ウォシュレット一体形便器ZJⅠ/CES9011BERのロータンクの件
ウォシュレット機能部/TCF9011ERを代替品と交換頂くとのことでよろしいでしょうか?
上記であれば、交換用機能部として「TCF904ER(希望小売価格¥159,000(税抜)」を用意いたしております。
添付の商品図と資料を確認ください。
なお、取替機能部の交換における注意点を必ずお施主様にご確認願います。
取替機能部の交換に関しましては、近年中に便器洗浄関連部品のアフターサポートが終了します。
交換後2020年6月以降に便器洗浄部分が故障すると、便器部分が修理できず短期間で機能部と便器をすべて交換頂く必要がございます。
リスクを重々ご承知いただいた上での施工をお願いいたします。
えっ!
「部品はあるけど、もうじきサポートが終了するから、その後故障しても知らないよ。」って事・・・。
ひどい話だと思いません?
でも、仕方ありません。
そのまま、OBに伝えました。
(怒るだろうなぁー・・・。)
「あれ?メンテの方は2026年6月って言ってたよ。」
「置いてったカタログにも、そう書いてあるし・・・。」
お話を聞きながら、メーカーのHPを確認しました。
確かに「2026年6月生産終了」と書いてあります。
すぐにメーカー担当者に確認してみました。
「確かに交換用機能部品の生産は2026年6月となっています。」
「でも、本体(便器)のサポートは2020年6月で終了するんです。」
「便器が壊れたら、そっくり新品に交換するしかありません。」
ナルホド・・・。
(どうせなら、同じ時期に生産終了すればいいのに・・・。)
と思いつつ、電話を切りました。
この件をOBに伝え、ご了承を戴き交換機能部品の手配をしました。
「便器が壊れることなんて、そうそう無いよね?」
「樹脂製ならともかく、陶器製だから大丈夫でしょ!」
私もそう思います。
でも後6年すれば、機能部のサポートも終了します。
今使っているのは16年もった訳だし、心配いらないのかな?
この話題って、いつもモヤモヤして終わるんですよね。
posted by Asset Red
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