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今日は第1火曜日の為、アセットフォーはお休みです。
そして水曜日は定休日、月初めの連休となります。
もう、2月なんですね。
しかも立春、もう春がすぐ傍まできています。
道を歩いていれば、梅や寒桜を見ることが出来ます。
このまま、暖かくなるのかな?
暖冬・・・。
水不足が心配ですが、寒い思いをしなくて済んだのは良かったのかも?
先日、弊社OB宅に東大の前准教授がいらっしゃいました。
サーモカメラで、東面の日射の影響を撮影したいとの事。
1時間ほど、撮影&OB様へのインタビューをして帰りました。
「床が暖かいですね。」
このお宅では、アルダーの無垢フローリングを採用しています。
アルダーはカバノキ科に属する、アメリカ太平洋西海岸地域を代表する広葉樹です。
日本に自生している木ではハンノキに近い気質を持っているそうです。
硬くて重い木が多い広葉樹の中で、比較的柔らかく加工しやすい為、家具の材料として昔から親しまれています。
床材として使うと、温もりが気持ち良いんですよね。
傷に弱いのが難点ではありますが・・・。
先生と一緒にいらしていた、建築知識ビルダーズの木藤編集長も絶賛していました。
「杉材と違って洋風インテリアにもマッチするし、とにかく暖かい。」
そうなんです。
なにしろ、前先生の初めの質問は
「床暖房しているの?」でしたから。
もちろん違います。
床断熱の上にネダノン合板を張り、その上にアルダー材を張っているだけなんです。
皆さんにも、是非ご体感戴きたいと思います。
とにかく暖かいんです。
弊社、イチ押しの床材です。
そもそも、快適な床の温度ってどの位だと思いますか?
冬期の快適条件/ISO7730(寒さを感じない室内条件)には、こう書かれていました。
1 | 効果温度は 22±2℃ |
2 | 頭部と足下の温度差は 3℃以下 |
3 | 床表面温度は 26℃以下(部屋の周囲は29℃を許容できる) |
4 | 平均気流速度は 0.15m/s以下 |
5 | 冷壁面(ガラス面など)と放射温度の温度差は 10℃以下 |
6 | 天井加熱面の表面は +5℃以下 |
通常室内における温度は、室内空気自体の温度になります。
効果温度とは、この空気の温度と放射温度(外壁や天井、床、窓などの表面温度)の平均を示しています。
例えば空気温度が22℃、壁などの周壁表面温度が12℃であれば、効果温度は(22+12℃)÷2=17℃となります。
これを体感温度ということもあります。
この日の壁などの周壁表面温度は、およそ23℃位でしょうか?
前先生が撮ってくれたサーモカメラの画像は、オレンジ色一色になっていました。
さきほどの表を見る限り、あくまでも室内のバランスが重要であり床温は26度以下であれば良いという事。
ちなみに、PMVによる床温度の推奨範囲は19℃~29℃(ただし、靴履きの状態です。)になっています。
また、人が床や壁に触れて『温かい/冷たい』と感じる温度の事を接触温熱感と言うそうです。
温度の感じ方は床材や壁材からの熱の移動するスピードによって変わります。
熱の移動するスピードは熱の伝わりやすさ(熱伝導率)によって異なり、素材ごとに異なりますから。
例えば、金属と木材で比較してみましょう。
金属はすぐに温まりますが、冷えるのも早いでしょ。
これは熱が伝わりやすい(=熱伝導率が大きい)からです。
体の熱が金属に移動するスピードが速いため、冷たく感じる訳です。
一方、木材は金属よりも熱が伝わりにくい素材です。
金属よりゆっくりとしたスピードで熱が移動するため、同じ温度の金属と木材がある場合、木材のほうが温かく感じます。
熱容量の大小も影響するようですね。
床材の熱伝導率が大きく、熱容量が大きい程熱流量および熱ロスは大きくなるようです。
熱伝導率が小さく熱容量も小さい絨毯の最適温度は24℃、推奨温度は20~28℃。
熱伝導率・熱容量ともに中程度のオークであれば、最適温度は26℃、推奨温度は24.5~28℃。
アルダーであれば、もう少し低くても良さそうです。
ちなみに、この日の床温度は23℃。
前先生からも、快適!のお墨付きを戴けました。
熱伝導率・熱容量ともに大のコンクリートであれば、最適温度は28.5℃、推奨温度は27.5~29℃になります。
凄い温度でしょ?床暖房と大差ありません。
床温度ひとつとっても、色々と難しいんです。
下地との組み合わせも重要です。
posted by Hoppy Red
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