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申し訳ありません。
朝からどうでもいい話です。
我が家における私の服装はと言えば、裸足+パンツ+薄手の長袖スゥエット上下です。
着衣量で言えば0.66cloに当たります。
その内訳は次の通り。
パンツ(下着):0.04
薄手の長袖スゥエットシャツ:0.34
薄手の長袖スゥエットパンツ:0.28
でも通勤時の服装は、靴下+パンツ+スポーツタイツ+半袖Tシャツ+薄手の長袖Tシャツ+作業着上下にダウンコート+毛糸のキャップ&手袋です。
パンツ(下着):0.04
スポーツタイツ:0.10
作業ズボン:0.24
靴下:0.06
半袖Tシャツ:0.08
長袖Tシャツ:0.34
作業着:0.54
ダウンコート:0.9
毛糸帽子:0.06
毛糸手袋:0.06
計2.42clo。
手袋の値は調べてもわかりませんでしたから、帽子と同じ値にしました。
事務所の中では、ダウンコートとキャップ&手袋を脱いでいます。
この時の着衣量は1.40clo。
clo値とは、衣類の熱抵抗を表わし、衣類の保温性の目安になる数値です。
平均皮膚温度が33℃を維持できる衣服を1cloとしますが、この時の衣服とは、気温21℃・湿度50%以下・気流 0.1m/s の環境で、椅子に静かに座った成人男性が快適に感じる保温性(平均皮膚表面温度が33℃)を指すそうです。
ちなみに0cloは裸の状態であり、日常生活における衣類は2cloまでのことが多いようです。
活動量をデスクワーク程度と仮定すると、活動量は1.1METとなります。
なんの話?
と思いますよね。
人間が感じる環境は、上図の6要素によって左右されると言います。
空気温度
湿度
気流
放射
着衣量
活動量
例えば朝7時現在の外気温が2.0℃とします。
この時の湿度は59%でした。
風は、ほぼ無し。つまり気流は0m/Sとなります。
日差しが当たったり、冷たい壁や窓が近くにあれば放射温度は変わります。
でも、ここでは気温と同じとします。
そして活動量は3.0MET、少し早く歩いています。
着衣量は2.42clo。
これが通勤時の6要素になります。
デンマーク工科大学のファンガー教授が、1967年に快適方程式の導出を発表し、これを出発点として人体の熱負荷と人間の温冷感を結びつけた温熱環境評価指数がPMV(Predicted Mean Vote)予測温冷感申告およびPPD(Predicted Percentage of Dissatisfied)予測不快者率(その温熱環境に不満足・不快さを感じる人の割合)です。
人体の熱的快適感に影響する6要素に関して、その複合効果を評価します。
快適方程式に6要素を代入すると、人間がその時暖かいと感じるか、寒いと感じるかを『7段階評価尺度による数値』で表します。
またPPDは、人間がある暑い寒いの状態の時に何%の人がその環境に不満足かを表します。
この指標は、オフィスなど通常人が居住する比較的快適温度範囲に近い温熱環境を評価するのに適しています。
(参考文献:図解空調・給排水の大百科 空気調和・衛生工学学会編)
よって通勤時の環境を正しく判断する事はできませんが、参考までに見てみましょう。
PMV:0.83
PPD:20%
評価:やや暖かい
意外といい感じですね。
続いて事務所内の6要素です。
朝7時現在の室温が18.1℃。
湿度は31%。
気流は0m/S。
放射温度は18.1℃とします。
そして活動量は1.1MET、デスクワークです。
着衣量は1.40clo。
この時のPMV・PPDはこうなります。
おっ、ASHRAE Standard 55-2017に準拠しています。
今度は参考になるようですね。
PMV:-0.47
PPD:10%
評価:中性
バッチリです。
最後に我が家の場合です。
朝5時現在の室温が23.1℃。
湿度は45%。
気流は0m/S。
放射温度は23.1℃とします。
そして活動量は1.1MET、デスクワークです。
着衣量は0.66clo。
この時のPMV・PPDはこうなります。
PMV:-0.40
PPD:8%
評価:中性
バッチリです。
服装や室内環境により、快適性が異なることがわかったと思います。
風が強いと、また違った結果になります。
まとめです。
室温が高ければ、軽装になります。
軽装になればなるほど、開放感が大きくなります。
当然、肩も凝りません。
暖かい部屋って、良いですよね。
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