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ツバメが低く飛ぶと雨
という言葉を聞いたことがあります。
調べてみると本当のようです。
ツバメは虫を食べます。
でも、止まっている虫を食べる訳ではありません。
飛んでいる虫を食べるんです。
優雅に飛んでいる姿を時々見掛けますが、あれは飛んでいる虫を追いかけている姿なんだそうです。
ツバメの餌となる小さい羽のある虫は、低気圧が近づいて空気中の湿度が高くなると、湿気・水分が羽について体全体が重くなり、高く飛ぶことが難しくなります。
つまり、湿度が高いときはツバメの餌となる虫が低いところを飛ぶために、それを追うツバメも低く飛ぶようになるんです。
だからツバメが低く飛んでいる姿を見た時は、空気中の湿度が上昇している。
↓
低気圧が近づいている。
↓
天気は下り坂と考えられます。
よって雨が近いということになるのです。
昔の人は観天望気といって、空の状況を観察して、天気の予測をします。
雲の形や流れ、風の吹き方や太陽や月の見え方などから経験的に予想するという方法です。
また、動物や植物の行動や観察から短期間の天気や季節の予報を行うという方法を天気のことわざといったり、天気俚諺(てんきりげん)といったりします。
昔の人は凄い
朝から、そんな事を考えてしまいました。
まだツバメの姿を見ることはありません。
5月くらいでしょうか?
今頃は台湾やフィリピン辺りで飛び回っている筈。
そろそろツバメ返しが見たくなってきました。
posted by Asset Red
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