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住宅あんしん保証で『あんしんプレミアム検査』が開始されたそうです。
これは同社が引き受ける新築住宅向け瑕疵保険『あんしん住宅瑕疵保険』で、戸建て住宅の場合に標準として実施する現場検査に3つの検査を追加するパッケージです。
従来の検査は、基礎配筋検査・上部躯体検査の2つ。
そしてオプションとして、追加防水検査が設定されていました。
そして今回新たに追加されたのが、断熱材・バルコニー防水検査です。
建設業界では、人材確保が喫緊の課題になっています。
国交省の資料によれば、かつての建設業就業者数は年平均685万人。
これが2016年には500万人を下回っているそうです。
高齢化も進み、技術の継承も急がれます。
経験豊かな技術者が現場を去り、施工品質はバラバラ。
現場監督不在で工事監理も満足に出来ていません。
結果として、施工不良を見逃したまま工事は進み、後に欠陥住宅となります。
こうした現状を打破するために、第3者の目を利用するのが、今回の試みです。
検査のタイミングは4回。
対象となる住宅は地階を含む階層3以下の木造住宅となります。
無機繊維系断熱材を採用していない建物は引き受けてくれません・・・。
この検査が当たり前となり、断熱欠損の無い建物が増えると良いんですが・・・。
ところで検査員の方って、正しい断熱・気密・防湿施工を理解しているのかな?
posted by Asset Red
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