隣地の足場が気になります。

朝方降っていた雨も止み、曇天の練馬・板橋は肌寒い一日になりました。

『FPの家 K邸』

解体工事、順調に進んでいます。

とはいえ、間口が狭く奥行が長い敷地です。

やっている方々は、それなりに苦労しているようです。

説明用にイラストを作ってみました。

敷地の間口4.6m×奥行14.3mほどの敷地です。

前面道路は4.0m、ここにダンプカーを停めて作業を行います。

大型のユンボを使うと、旋回が出来ないので少し小さめのユンボを使っているようです。

それでも、アームを畳まないと隣地に越境するので注意が必要です。

敷地手前の内側基礎を撤去し、ユンボの道を作ったら奥の外周基礎の撤去を開始します。

昔の建物に防湿コンクリートはありません。

内部の立ち上がり少ないので、この作業はスムースに進みました。

ちなみに分別回収が原則の為、コンクリート以外のゴミは種類別に基礎内のあちこちに仮置きしています。

これが、障害物になるんですよ・・・。

アームがあまり伸びないので、基礎に近づいて壊します。

壊した破片は足元に置いたまま作業を行います。

これがある程度貯まると、バケットに載せてダンプまで運びます。

途中にある障害物を避けながら、ダンプに到着。

コンクリ片を荷台に降ろし、元の位置に戻ります。

とにかく、この繰り返しです。

壊す時間より、運ぶ時間の方が長いくらい・・・。

写真手前のコンクリート土間は、隣地です。

作業中の通行等、色々とご協力頂けて助かっています。

ガラ袋がいくつかあって、この中に分別ゴミが入っています。

重機と敷地のバランス、ちょっと変でしょ?

無筋コンクリートの為、予想以上に簡単に壊れます。

フーチング巾は360mm位、厚さは100mm位でしょうか?

床下換気口の回りは力が集中しやすく、亀裂の入りやすい部位になっています。

ここに力を加えると、必ずその周りから壊れます。

今回も、換気口回りの基礎が割けるように壊れていました。

無筋とはいえ、横方向にパックリ割れた基礎を見ると・・・。

以前から基礎パッキング工法を採用していますが、改めて換気口工法を止めて良かったと思いました。

撤去したコンクリ片をダンプまで運び、荷台に載せます。

次の写真、緊迫感が伝わるかな?

隣地の建物は工事中の為、足場が掛けられています。

基礎のフーチングと足場の間隔は、数cmしかありません。

足場を引っ掛けてしまえば、大ゴトです。

それなのに、隣の現場は外した足場を無造作に置きっぱなし・・・。

それを移動しながらの作業となりました。

基礎を壊す際には、足場近くに人を立て、基礎が足場に接触しないように注意しつつ作業を進めます。

このペースなら、月曜日中に終わりそうですね。

 

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