地縄を張りました。

昨日と違い、今日は少し肌寒い一日となりました。

『FPの家 K邸』

現場で地盤改良業者と待ち合わせ、現場打合せ&地縄張りを行いました。

現場打ち合わせと言っても、たいした事はしません。

➀敷地境界線を確認する為の境界杭の確認

②ベンチマークと設計GLの確認

③改良体の配置確認

④改良体の天端高さの確認

⑤仮設水道の有無および位置の確認

主に、こんな事を確認しました。

➀の場合、4点の内2点の境界杭が計算点となっており、実際には境界杭が入っていません。

長尺テープを2本使い、計算点を出しました。

②は特に問題なし。

③は、改良体の位置を基礎の納まりに合わせて若干是正しました。

④も、③の是正に伴い若干変更しています。

⑤は特に問題ありません。

今回は前面道路が狭い為、道路使用許可を取り交通誘導員を立てる事にしています。

既に周辺への案内も済んでいますが、問題は、進入禁止路です。

現場が商店街近くにある為、3時を過ぎると車両の進入が出来なくなるんです。

一方通行の多い地域の為、予めルートを決めておかなければなりません。

その辺りの事も、念入りに打ち合わせしました。

写真は、改良体の杭芯を出した後のものとなります。

青色のリボンがついた釘頭が杭中心です。

長さ3.0m×Φ600mmの柱状改良体が、都合24本施工されます。

見えますかね?

敷地に対する割合、凄いでしょ?

黄色の水糸が建物中心線となります。

いわゆる『地縄』って奴です。

そして、これを張る作業を地縄張りといいます。

地縄とは、工事着工の最初期に行う作業です。

建設地に縄を張り、設計図通りに建物の配置を示します。

木造建築独自の工程らしいですね。

これを行う事で、建物外周と隣地境界線の関係が概ねわかります。

建物中心線から敷地境界線まで最小500mm。

壁仕上げを考えれば、その間隔は400mmしかありません。

ちなみに、写真に写っている足場は隣地の物です。

すぐ脇に建てる予定です。

同時進行であれば、共用とするべきなんでしょうね。

足場を建てたら、太った人は通れないかも

いつもは、もう少し空けるようにしてるんですが・・・。

 

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