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三寒四温(さんかんしおん)とは冬季に寒い日が3日ほど続くと、そのあと4日ほど温暖な日が続き、また寒くなるというように7日周期で寒暖が繰り返される現象です。
元々は中国北東部や朝鮮半島における諺なんだそうです。
シベリア高気圧の勢力がほぼ7日の周期で強まったり弱まったりするからなんだとか・・・。
もちろん日本でもみられます。
一般に寒い日は晴れで、暖かい日は天気が悪い。
日本では本来は冬の気候の特徴として使われてきました。
でも最近は、春先に使われることが多いんです。
ここ最近の練馬・板橋も、まさにコレだと思います。
でも昨日に引き続き、今日も寒いですよ。
弊社脇にある、緑道の桜もかなり咲いてきました。
でも、この強風で散ってしまうかも・・・。
今年は花見を諦めるしかないのかな?
さっきから空がビュービュー鳴っています。
昨日は花散らしの雨も降ったし・・・。
外に出て、風速を測ってみました。
3.1m/S(秒速3.1m)の風が吹いています。
毎秒3.1mの風なんて表現をする場合もあります。
風は絶えず変化しているので、一般的には観測時刻の前10分間の平均風速を、その時刻の平均風速としているそうです。
風速3.1m/Sなんて言われても、ピンと来ないですよね。
一般的に室内では、風速0.5m/Sでも風を十分に感じると言われています。
オフィスでは1.0m/Sを超えると、机の上の書類が飛ぶことがあるので、0.5~1.0m/Sくらいがちょうど良いとされています。
ビューフート風力階級では、階級②に当たるようですね。
ビューフォート風力階級(ビューフォートふうりょくかいきゅう)は、風力(風の強さ)を分類するための風速の尺度です。
1.6〜3.3m/sの風を軽風(けいふう)/Light breezeと表現し、陸上では『顔に感じる風・木の葉が揺れる程度の風』
海上では『はっきりしたさざ波が立つ風』としています。
次の12段階に分かれているようです。
ちなみに、この時の気温は11.9℃。
相対湿度は28.9%でした。
湿度と風速を反映して『体感温度』を計算してみましょう!
体感温度はミスナールの計算式(改良版)で求めます。
答えは4.6℃、寒い筈です。
試しに風速を0m/Sに変えて計算すると、13.8℃になります。
あっ、気温(11.9℃)よりも高くなってる
湿度の影響なのかな?
試しに、これに日射の影響を加えてみます。
放射温度は16.1℃でした。
風速3.1m/Sの時の体感温度は、8.7℃。
そして無風状態の時の体感温度は16.4℃です。
やっぱり、日射の影響って凄いですよね。
16.4℃なら、充分日向ぼっこが可能です。
でも、流石に8.7℃では無理・・・。
参考までにPMV&PPDも算出してみましょう。
下着&上下とも冬の作業着に靴下という恰好(0.6clo)で立位(1.2MET)状態の時の値となります。
風速3.1m/Sの場合
PMVがー6.34/コールド(寒い)、そしてPPDが100%となりました。
これ、『100%の人が寒いと感じる』という評価です。
やっぱり、寒いんですね。
次に、無風状態時のPMV&PPDとなります。
PMVがー3.52/コールド(寒い)、そしてPPDが100%となりました。
これも、『100%の人が寒いと感じる』という評価です。
なるほど・・・。
風が止んでいる時は、それほど寒さを感じないんだけどなー・・・。
風避けに上着を羽織っても、ちょっと『花見』はきついかも・・・。
熱燗でも口にすれば、上着なんて、すぐに要らなくなると思います。
コロナウイルスをついつい恨んでしまいます。
早く、収束すればいいのに
posted by Asset Red
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