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最近弊社では、外壁および内壁の仕上げに、スイス漆喰をお勧めしています。
何故なら、様々なメリットがあるからです。
今回は、こんな話題を提供したいと思います。
少し前になりますが、鳥インフル騒ぎの際に、こんな画像を目にした事があると思います。
これ、漆喰の原料である消石灰を撒いています。
消石灰の強アルカリ性が持つ殺菌性が、病原菌やカビを殺菌できるからです。
ドイツ研究機関で行われた、カビの培養実験の様子を見てもらいましょう。
ホームセンター等で良く見掛ける合成樹脂入り漆喰の様子です。
そしてスイス漆喰の様子です。
周りの黒いのがカビです。
スイス漆喰にカビは生えていません。
でも合成樹脂入りの漆喰にはカビが生えています。
この違い、大きいですよね?
これ、強アルカリの影響です。
上図は各菌の生存範囲と、果汁等のPHを示しています。
生物の生存限界はPHで言えば11くらいになるそうです。
上図によれば、ライム水のPHの高さが目立ちます。
だいたい12位なのかな?
ちなに、スイス漆喰のPHは13.5です。
一般的な漆喰はPH10程度、この違いが大きいようですよ。
そもそも漆喰は、王家のお城など高貴な場所でのにおいや菌の繁殖を防ぐ目的でも使われてきました。
強アルカリ性の還元作用と呼吸性により、においの成分などの有機物を分解してしまうからです。
同様に空気中の有害な化学物質VOC(揮発性有機化合物)なども分解し、無害にすることがわかっています。
本物の漆喰が持つ殺菌性が、コロナウイルスにも効いてくれると良いんですが・・・。
たぶん効くと思うんです。
でも、具体的なエビデンスは出ていません。
だれか実験してくれないかなぁー。
posted by Asset Red
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