blog
今日の練馬・板橋は暖かいですよ。
日向に出れば、作業着を脱いでTシャツ姿になりたい位です。
『FPの家 K邸』
捨てコンを打設しました。
捨てコン、正確には捨てコンクリートと言います。
別にコンクリートを捨てる訳ではありません。
地業後に、型枠の墨出しや型枠・鉄筋の受けとして設けるコンクリート土間の事です。
地業は必ずしも平坦に施工されているわけではありません。
でも、鉄筋のかぶり厚さは建物の耐久性に最も影響を及ぼします。
鉄筋を設置した際に、足元が安定していないのも困りものです。
捨てコンがないと、スペーサが安定しません。
その結果、部分的に鉄筋のかぶり厚さが不足する場もあり得ます。
厚さはせいぜい50mm程度だし、コスト増もたいした事ありません。
これを省略する施工業者も見掛けますが、メリットを考えれば必須施工だと思います。
でも、なんで捨てなんだろう?
生コン車は小型にしました。
4m道路だし、曲がり角も狭いんです。
ポンプ車は使いません。
ネコにコンクリートを積み、1台づつ運んでいきます。
道板を流し、その上を起用にネコを押していきます。
始めは奥まで続いていた道板ですが・・・。
目的地に着いたら、すかさずコンクリートをぶちまけます。
アルミトンボを使って平らに均します。
道板を片付けて、手前の島に移ります。
この繰り返しで、道板はどんどん無くなっていきます。
横幅が狭い現場の為、中央に道板を流しました。
往き返りのネコがすれ違う際には、一旦道板を離れて島でやり過ごします。
そうそう、朝一番に砕石地業の上に防湿シートを掛けておきました。
地面からの湿気を抑えるのが目的です。
生コン車は2台でした。
コンクリートの量は1.50㎥です。
あっという間に、打設完了です。
生コン車が帰ると、道具を片付け、道路を清掃しました。
後には、きれいな花だけが残ります。
今日の作業、無事完了です。
捨てコンが乾いたら、墨出しを行い、引き続き型枠の設置を行います。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分