blog
雨が止みました。
今日は一日、晴れるようですね。
でも北風が冷たいそうです。
我が家の話を少しだけしたいと思います。
1・2階とも、厚さ21mmの松フローリングを厚さ28mmの合板の上に貼っています。
勿論、外気に接する床およびその他の床に当たる部分には、合板に密着する形で硬質ウレタンフォームを施工しています。
そのせいか、家族は冬の間も裸足で生活しています。
えっ、床暖房ですか?
そんな勿体ないもの設置していません。
寒い時にエアコンを20℃設定でONしている位です。
木の床だからかも知れません。
あまり冷たさを感じることがないんです。
木材の構造を調べてみると、真ん中が開いたパイプ状の組織が並んでいます。
内部にたくさんの隙間がある訳です。
この隙間が、熱の伝わりを防いでくれます。
金属やガラスとの違いは、なんと言っても手触り・足触りの温かさだと思います。
こんなデーターもあります。
各種材料の熱伝導率を比較しています。
スギやヒノキの熱伝導率とアルミニウム板・鉄板のそれを比較すれば、その違いがはっきりわかると思います。
また、木材の多孔質構造は、衝撃が加わった際に潰れたり撓んだりします。
そして、元に戻ったりもします。
これを塑性あるいは弾性と言いますが、これにより衝撃エネルギーは消費され、跳ね返ってくる力は弱くなります。
ガラス玉を15cmの高さから大理石の床に落とすと、割れてしまうそうです。
でも木材の床であれば、40cmの高さまで割れません。
実に2.6倍もの衝撃吸収力がある訳です。
そして木材は衝撃を吸収するだけではなく、コンクリートなどの硬い床と比較すれば歩きやすく、転倒しても安全です。
これらを活かして昨今は、老人ホームや児童施設の床に採用される事が多いそうです。
合板と無垢板では、熱伝導率・弾性ともに違うようですね。
空隙に接着剤が詰まってしまうのが原因かもしれません。
確かに触ると、合板の方が冷たい気がします。
衝撃吸収力も、合板の方が小さいのでは?
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分