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今日の練馬・板橋は晴れ後曇り、昨日ほど暖かくありません。
『FPの家 K邸』
耐圧盤コンクリートの打設こそ雨で延期しましたが、その後の工事は順調です。
土曜日は雨が降るらしいので、立ち上がりコンクリートの打設を1日早める事にしました。
早速予定変更のお知らせを刷り上げ、近隣のお宅に挨拶回りを行いました。
庭先で水を撒いている奥様に挨拶をしていると、足元に何やら黒いものがあります。
特に気にする事もなく、お知らせを手渡しました。
すると、足元の黒いものが動いています。
良く見ると、石亀でした。
どうやら、甲羅干しをしているようですね。
危ない危ない、踏んでしまうところでした・・・。
(ゴメンネ、気が付かなかったよ)
そう心で謝りつつ見ていると、首を上に伸ばしつつ目を細めています。
陽射しが気持ちいいんでしょうね。
50件ほど挨拶して現場に戻ると、4人が各々型枠作業を行っていました。
社長と若い衆、そして奥さん。
学校が休みのせいか、息子さん・娘さんも参加しています。
既に型枠設置は終わっていました。
昨日の朝から外枠を外し、巾止め金具を取付け、鋼製型枠を搬入&設置したんです。
昨日設備業者が来てくれたので、給排水管用の先行スリーブも設置済み。
ガス配管用のスリーブも、いつの間にか終わっていました。
アンカーボルトの据付も完了しています。
今行っているの場、基礎天端を平らに打設する為の準備でした。
基礎内にレーザーレベルを据え付け
受光器を使って、型枠の中にある何かのレベルを確認しています。
高さの確認をしていたのは、コレです。
基礎天端一発くん!
先端の黄色い部分がレベラーとコンクリート打設レベルの目安になります。
レベルを確認し、プラスドライバーで回せば高さを微調整する事が可能です。
以前は、型枠に貼り付けた磁石の下端をレベラー仕上げの目安にしていました。
これだと、型枠を撤去した際に汚れた磁石のお手入れが面倒だったんですよね。
結構強力な磁石なので、高さを微調整するのも大変だったし・・・。
お値段はソコソコするようですが、手間は随分と軽減できるようです。
噴霧器が置いてありました。
型枠の内側に、剥離剤を噴霧する為に使います。
いつも型枠を設置する前に噴霧して貰います。
コンクリートが型枠に付着すると、型枠のお手入れが大変なんです。
でも剥離剤が鉄筋に付着すると、鉄筋とコンクリートの付着力が弱くなってしまいます。
型枠を組んでから噴霧すれば、誤って鉄筋に掛かってしまうかもしれません。
だから、組む前に塗ってもらう訳です。
でも、時々塗り忘れもあります。
そんな時は、組んだ後に丁寧に塗ってもらうしかありません。
余計な手間になるんだから、塗り忘れのないように確認すればいいのに・・・。
浴室点検口の設置も終わっています。
EPS製のこんな形の点検口です。
弊社は基本、床断熱です。ユニットバスの下&玄関土間だけ、基礎断熱を行います。
有事の際に床下に潜ろうとすれば、洗面所の床にある断熱・気密点検口から進入します。
イラストにある『着脱可能な断熱材』に当たるのが、浴室点検口です。
型枠を外すと、こんな風になっています。
ピンクの栓を引き抜くと気密蓋が開き、ここから浴室の下に進入する事が出来ます。
厚さが150mmもあるから、断熱性も問題ありません。
気密性もバッチリです。
外周部の型枠と、捨てコンを撮ってみました。
いつもであれば、捨てコンはそのまま埋めてしまいます。
でも、今回は違います。
基礎と隣地境界線が近いので、捨てコンがあると水道配管の邪魔になってしまいます。
事情を説明し、捨てコンを斫ってもらうようにしました。
捨コンの出巾を小さくするという選択肢もあったんですが、後で斫った方が良いらしい・・・。
理由は分かるので、敢えて聞きませんでした。
基礎屋さんって、案外保守的なんですよね・・・。
型枠工事、無事完了です。
明日は、コンクリートの打設を行います。
夕方から雨になるそうです。
雨養生も必要になるでしょう。
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