コンクリートの打設を行いました

今日の練馬・板橋の空模様も、なんだかパッとしません。

雲が多く、気温も例年より低めです。

夕方には雨になると言います。

『FPの家 K邸』

立ち上がりコンクリートの打設を行いました。

今日も小型の生コン車に来て貰いました。

そして、ポンプ車も使います。

まずは、コンクリート品質検査です。

外気温度15℃/試料温度16℃。

空気量3.7%、塩化物量0.014kg/㎥。

スランプ値19.5cm、スランプフロー32.0×31.0cmとなっていました。

えっ、19.5cm

18cmを指定しているのに・・・。

レミコンは、荷卸し時点のスランプ値を指定するのが一般的です。

そこでプラントは、運搬中のスランプ変化を見越して製造します。

でも状況により、その予測通りにならない場合もある訳です。

JIS A5308で、その誤差は±2.5cmまで認められているので、今回の場合は問題ありません。

勿論、破壊試験用の供試体×6体も採取しています。

今回のレミコンの呼び強度は24N/㎟でした。

呼び強度とは、レミコンの商取引で使用する強度の略号です。

そして、その強度はJIS A 5308で保証されています。

それを判定するのが、供試体の破壊試験なんです。

所定の材齢まで20±2℃で水中養生した供試体の、圧縮もしくは曲げ強度を測定します。

またその判定基準は以下の通りとなっています。

①7日強度が呼び強度の85%以上である事。

②28日強度(3体の平均値)が呼び強度以上の値になる事。

もしも、試験の結果が①②をクリアしていなかったらどうなるんだろう・・・。

基礎を壊して、作り直すのかな?

なんて心配はいりません。

経験上、呼び強度を上回る値が毎回出ていますから・・・。

そもそも現場練りコンクリートと違い、荷卸し時点で強度の保証が出来るのがレミコンの最大のメリットなんですよね。

さあ、打設開始です。

今回は、4人+ポンプ車のオペレーターの計5名で施工を行いました。

オペレーターが、生コンを流し込みます。

すかさず振動棒でコンクリートを隙間なく充填していきます。

そして、くるくる回る螺旋状の棒を挿し込み、型枠面のジャンカを無くしていきます。

天端一発くんです。

先端が少しだけ覗くように、レベルを合わせて打設していきます。

盛り過ぎたコンクリートを手で掬い回収する人。

天端を押さえる人。

型枠に付いたコンクリートを擦り落とす人。

各自が分担して作業を行います。

打設完了です。

生コン車×2台、合計4.0㎥を打設しました。

早々に、ポンプ車が引き揚げていきます。

天端一発くんも、きれいに納まっています。

浴室の点検口も、この通り。

ガードマンもお役御免です。

道路清掃を行い、速やかにご退場願いました。

ひとまず、午前中はこれでオシマイです。

少し早めのお昼ごはんを摂って戴き、午後の作業に備えます。

午後は、天端レベラーの流し込みです。

コンクリートの水が引き次第、作業を再開する予定です。

お昼は一旦事務所に戻り、近所に開店したばかりのラーメン屋に入ってみました。

今時の味です。

ラーメンにミニチャーシュー丼をつけると、税込み1050円也。

まあまあの値段ですよね。

値段もそうだけど、味の方も昔のラーメンの方が良かったなぁー。

しみじみと感じてしまいました。

お昼を食べて、すぐに現場に戻りました。

おっ、浮き水が引いています。

思ったよりも、早く乾いています。

早速、天端レベラーの施工に取り掛かりました。

用意したのは、天端レベラー。

大きなバケツと柄杓。

ハンドキミサーです。

まずは、大きなバケツに清水を入れます。

ここに、天端レベラーを入れます。

1袋(25㎏)当たり、清水6.5リットルが目安です。

ハンドミキサーの先端を挿し込み、しっかりと攪拌します。

攪拌が終わったら小さなバケツに分け、柄杓を使って静かに天端に流し込みます。

ゆっくりと天端に拡がる天端レベラーです。

粘度が高いのか、意外と簡単に拡がりません。

天端レベラーの流し込み完了です。

続いて、雨養生を行います。

用意したのはコレです。

ポリシート。

磁石そして、カッターナイフです。

ポリシートを磁石と巾止め金具を使って、型枠上部に掛けていきます。

ホールダウン金物用のアンカーにも、シートに穴を明け、そのままシートを掛けていきます。

しっかり留め付けないと風に煽られてシートが外れてしまうんです。

一発くんの採用で不要になったと思われた磁石ですが、こんな所で大活躍です。

雨養生も完了です。

夕方の雨までには天端レベラーも乾燥していると思われますが、シート養生の目的は天端保護だけではありません。

コンクリートの過乾燥予防にもなるんですよね。

この状態で、数日間のコンクリート養生となります。

 

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