スイス漆喰を塗りました。

いよいよ、弊社も明日からGW休暇に突入です。

朝一番、『FPの家 K邸』の近隣に挨拶回りをして来ました。

連休明け一番に、土台敷き→先行足場→上棟と続きますから。

初夏の陽気に、少し汗ばんでしまいました。

これで、安心して連休する事が出来ます。

さて今回は、先日終わったプチリフォームの事を書きたいと思います。

ビニールクロスを剥がして、スイス漆喰を塗ったお宅の話です。

写真は、石膏ボードに塗られたミネラル下地の様子です。

ブツブツは大理石の粒らしいですね。

スイス漆喰用の下地専用材で、これを塗ると、下地とスイス漆喰の密着を高め、水引きを抑える効果があります。

前日に塗っておいたので、もうすっかり乾燥しています。

後はこの上に、スイス漆喰を塗るだけ・・・。

これがスイス漆喰です。

真っ白です。

色を付けたい場合は、ここに天然石の粉を混ぜます。

その都度、色味が変わってしまうので弊社では、ほぼ白のまま使います。

メンテナンスの際の色違いが困るんですよね。

でも、それこそが天然素材の魅力でもある訳で・・・。

写真は、鳥インフルエンザ騒動の時のものです。

地面に撒かれている白い粉は石灰です。

強アルカリの為、細菌・ウイルスを殺す効果があります。

スイス漆喰にも石灰がたくさん入っているので、同様の効果が期待出来るんです。

一般的な漆喰製品の上にカビを付着させてみました。

何日かすると、漆喰にもカビが発生しています。

これは、一般的な漆喰の原料がホタテ貝であるのが原因です。

アルカリ性が弱いんですよね。

一方、スイス漆喰の原料は石灰です。

だから、何日経ってもカビは発生しません。

この漆喰は、100年掛けて中性化するそうです。

そして、その間、硬くなり続けます。

周りの空気を清浄化する効果もあるそうです。

一般的な漆喰とスイス漆喰を並べて比較してみました。

右側の方が白いでしょ?

これは、一般的な漆喰には合成樹脂が含まれているからです。

合成樹脂は帯電する為、空気中の塵や埃を引き寄せてしまいます。

そして壁面に付着して、薄汚れてしまう訳です。

右側の壁にライターの火を近づけると、黒い煙を出しながら燃えるそうです。

これも、含まれた樹脂が原因です。

でもスイス漆喰から黒い煙は出ませんし、燃える事もありません。

これが弊社がスイス漆喰をお勧めする理由です。

普通の左官と同様に、鏝と鏝板を使って塗っていきます。

スイスイと、手際よく仕上げていく職人さん。

何しろ、スイス漆喰専門の方なんです。

鏝目は、こんな感じです。

仕上がると、こんな風になります。

きれいに仕上げるのが難しいんですよね。

職人さんからの提案で、お施主様も漆喰を塗ってみる事になりました。

丁寧にレクチャーしてくれています。

さあ、実践です。

やはり苦戦しているようですが、それでも楽しそうに鏝を動かしていました。

鏝を、手首を柔らかく持つのがコツらしいですよ。

あたりには、漆喰の匂いが充満していました。

合成樹脂や溶剤を使ってないだけに、きつい匂いがしないのも良い点だと思います。

翌日、お邪魔した時のお施主様の笑顔が印象的でした。

スイス漆喰に甚くご満足のご様子です。

 

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