エアコンの選び方

少しずつ夏が近づいて来ます。

梅雨も、すぐそこ

湿度対策が重要な季節ですよね?

皆さんはエアコンをどのように選んでいますか?

エアコンの機能と言えば、暖房・冷房・除湿・送風です。

これに、フィルター清掃や空気清浄機能等の便利機能が加わることもあります。

でも個人的に言えば、こうした便利機能がついたエアコンって初期投資が高いばかりでなく、メンテ費用も高くなるんですよね。

便利機能の有無で、修理時の費用がかなり違うからです。

フィルター清掃は確かに面倒です。

でも、我慢してやるしかありません。

空気清浄機能だったら、除湿・加湿機能のついた専用機を利用した方が良いと思います。

その方が効果が高いし、結果的に安くなるからです。

能力はどうですか?

6畳用とか8畳用という表示を参考にしている方がほとんどだと思います。

中には販売員の言う「ワンサイズ大きい機種を選んだ方が安心ですよ。」なんて言葉に踊らされて、6畳の部屋に8畳用を設置している人もいるでしょう。

ご存知ですか?

この畳数表示って、かなり昔に定められた表示方法なんです。

その当時の住宅性能は最低でした。

だから現行省エネ基準相当の住宅であれば、3倍程度の能力が期待できるそうです。

6畳用エアコンであれば、18畳程度までいける訳です。

これが、最近『床下エアコン』が流行っている理由です。

床下に1台のエアコンを設置すれば、家中暖房が出来ます。

小屋裏に1台のエアコンを設置すれば、冷房も可能です。

夏冬、それぞれ1台のエアコンで快適空間を実現できるんです。

えっ、信じられない

ですよね。

これをご覧ください。

練馬の8月の温湿度とQ値1.2W/㎡・K(延床面積101.86㎡)の住宅におけるエアコンの稼働率を示したグラフです。

2.2kWのエアコン×1台の場合です。

中段の色が変わった帯が、効率の良い稼働範囲となります。

ここに収まれば、エアコンが効率良く冷房をしている事を示します。

そして帯を超えた部分は、能力オーバーを示しています。

全くありません。

つまり2.2kWのエアコンが1台あれば、100㎡超(61.5畳)の家は28℃に出来る訳です。

そして帯下の部分は、ほぼ止まっている事を示しています。

要するに、能力が大きい訳です。

もっと能力の小さいエアコンがあれば良いのに。

そう思いませんか?

だって、エアコンが動いていない時間帯って除湿もしていないんです。

それどころか、内部の熱交換器に付着した水分を室内に戻してしまいます。

だから、逆に湿度は高くなるんです。

除湿させる為には、室温設定を下げて稼働時間を増やすしかありません。

能力の小さいエアコンであれば、もっと効率良く稼働し続けることが出来ます。

そして効率良く、冷房&除湿を続ける訳です。

でも、2.2kWより小さいエアコンってないんですよね。

そんな場合にお勧めしたいのが、このエアコンです。

1台の室外機で、最大3台の天井設置型のエアコンを稼働できる『マルチエアコン』です。

1台当たりの冷房能力は、0.8kWしかありません。(暖房能力は1.0kW)

各部屋に1台づつ設置すれば、効率良く冷暖房が出来ます。

室外機も1台しかありません。

狭小地でもバッチリです。

室内機を壁に掛けないので、インテリア性もバッチリ

弊社のつくるお宅でも、時々使っています。

でも、割高なんですよね。

もっと安くなればいいのに・・・。

メーカーの頑張りに期待するしかありません。

 

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電話:03-3550-1311 

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