工夫しています。

今日の練馬・板橋は蒸し暑いんです。

身体を動かしていると、汗がタラタラ落ちて来ます。

梅雨入りが近いのかな?

『FPの家 K邸』

今回は樹脂サッシに関わる、ちょっとした工夫をご紹介します。

弊社が採用しているのは、防火タイプの樹脂サッシです。

防火サッシにも、色々あります。

①アルミだけのサッシ

②アルミと樹脂の複合サッシ

③樹脂だけのサッシ

④木のサッシ

フレームの断熱性能で言えば、③④が選択肢となります。

氷水を入れた、それぞれのコップをサーモカメラで撮った画像です。

これを見れば、①②を選択肢から外した理由はわかると思います。

少し古いデーターですが、樹脂サッシの使用比率を示した地図となります。

これを見ると、我が国の使用率が低い事がわかります。

その分、木製窓の比率が高ければいいんですが、たぶんアルミサッシの比率が高いと思います・・・。

出来れば、木のサッシを使いたいんです。

でも価格が・・・。

弊社の場合、複層ガラスの防火樹脂サッシには2つの選択肢があります。

①YKKapのAPW330防火窓

②エクセルシャノンのTypeEB

でも、大抵の場合は②になります。

その理由は色々とありますが、一番の理由はコレです。

気密性能が良いんです。

全然比較になりません。

フレームが堅朗だから変形も少ないし、入居後17年経って部材を交換しようとしてもすぐに対応してくれます。

「もう、その部品は作っていません。」なんて、無慈悲というか無責任な言葉を言われる事もありません。

フレームがゴツくて恰好悪いという人もいますが、弊社イチ押しの窓なんです。

そんな窓にも、不満はあります。

Y社の窓サンプルを撮ってみました。

窓枠を挿し込むための、アングルがあるんです。

窓枠もジャストカット品が用意されているため、余計なゴミも出ません。

シート張りと言うのが、気に入りませんが・・・。

一方、E社の場合はアングルがありません。

そして、ジャストカット窓枠もないんです。

必要寸法に近い窓枠を用意して、現場で加工します。

ゴミも増えるし、現場作業もひと手間多くなります。

アングルが無いと、窓枠とフレームの取合いに出来た微妙な隙間が気になるんです。

そこで、こんな工夫をしています。

樹脂アングルを用意します。

これをフレームに固定します。

竪アングルを固定した様子を撮ってみました。

横アングルも固定すれば、Y社の窓と同じ『アングル付サッシ』になります。

そこに窓枠を取付ければ、完成です。

樹脂アングルには、ビス穴も開いています。

でも、頭の白いビスは付属していません。

金物屋さんで買ってこないとならないんです。

面倒臭い・・・。

でも、こんな作業もじきに無くなると思います。

E社にパナソニックの資本が入ったからです。

すぐに、ジャストカット窓枠を開発すると思います。

よって、窓もアングル付きに変わる筈。

随分前から要望を挙げていたのに、まったく対応してくれませんでした。

でも、株主の要望はすぐに聞くようですね。

無垢の窓枠も設定してくれればいいのに・・・。

 

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