木質玄関ドアがお迎えします。

雨降るんでしょうか?

今日は『FPの家 K邸』の現場見学会開催日。

完成してからでは見ることの出来ないアレコレを、隅から隅まで見ることが可能です。

サン=テクジュペリ星の王子様という物語の中で、キツネにこう言わせています。

「こころでみなくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。 かんじんなことは、目に見えないんだよ。」

確かに、確かに大切なものが目に見えないことってあると思います。

高断熱・高気密住宅と謳う建物の『断熱補強&気密対策』なんて、その最たるものだと思います。

施工が終われば、すぐに塞いでしまいますからね・・・。

時間を掛けて、懇切丁寧に行うのに、モッタイナイと思います。

沢山の方々に見て貰いたい・・・。

本日10時~16時まで開催しています。

コロナ対策として、体温確認&手指消毒をさせて戴きます。

完成現場ではありません。

換気システムは未稼働につき、窓開け換気に努めさせて戴きます。

マスク着用でお越しください。

完全予約制につき、事前のご予約が必要となります。

まだ枠がいくつか残っていますから、是非お声掛けください。

スタッフ一同で、お待ちしています。

そうそう今回は、こんな玄関ドアが皆様をお迎えします。

写真では、まだ扉が吊り込まれていません。

もちろん、既に取り付けられています。

弊社イチオシの高性能木質玄関ドアなんです。

もちろん、防火設備として認定されています。

あいにく養生をしているため、隠れているところも多いんですが・・・。

扉のサイズが日本のドアとは違います。

背が低く巾が大きい、ずんぐりむっくりのプロポーションが特徴です。

断熱&気密性能が高いのがうれしいんです。

国産断熱玄関ドアのサイズは、H2330×W927。

熱伝導率は2.33W/㎡・Kが一般的です。

でもスゥエーデン製の木質玄関ドアのサイズはH2080×W988。

熱伝導率は1.19W/㎡・Kとなっています。

折角ですから、外気0℃/室内25℃の時の両者の熱移動量を比較してみましょう。

熱伝導率に内外温度差と面積を掛ければ、簡単に算出することが出来ます。

内外温度差は25℃-0℃=25℃。

前者の面積は2.33m×0.927m≒2.16㎡。

これを2.33W/㎡・Kに掛ければ、外に逃げてしまう熱量となります。

また後者の面積は2.08m×0.988m≒2.06㎡。

これを1.19W/㎡・Kに掛けます。

前者の熱量は、125.82W。

そして後者の熱量は、61.29W。

この数字だけ見ても、ピンと来ません。

COP3.0のエアコンで暖房を4か月(120日)×24時間した時の暖房費で比較してみましょう。

電気代を30円/kWhで試算しています。

前者は締めて10,870円、後者は締めて5,300円。

その差は5,570円になります。

この差を大きいと思うのか、大したことないと思うのか?

人それぞれだと思います。

でも、玄関が寒いのって嫌じゃないですか?

最近は、窓の性能を比較する工務店が増えたと思います。

でも玄関ドアって、そんなに語られることないんですよね・・・。

 

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