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梅雨空が恨めしい練馬・板橋です。
蒸し暑いどころか、肌寒いくらいの陽気です・・・。
現在の気温は21.4℃、湿度は84%。
こんな日は、エアコンの設定が難しいんです。
温度を下げれば寒いし、下げないと除湿してくれません。
その点、弊社事務所は快適です。
気温は若干高めの24.6℃、そして湿度は62%となっています。
夏用作業着でタイピングを行う私のPМVは、この通りです。
ねっ、快適でしょ
これも輻射パネル式冷暖房機のお陰です。
ありがたや、ありがたや・・・。
さて、現場の様子です。
『FPの家 K邸』
雨でラス屋さんは来ていません。
大工さんは、相変わらず地味な作業をコツコツと進めています。
またしても、映える写真が撮れません・・・。
押入床を撮ってみました。
まだ雑巾摺は取付けていません。
以前はシナ合板を張っていましたが、現在の標準施工は桐のハギ板を張っています。
桐は古くから箪笥や下駄箱に使われている木材です。
国内でとれる木材としては最も軽く、比重0.27~0.30となっています。
湿気を通さず、割れや狂いが少ない良材です。
また発火しづらいという特徴を活かして、金庫の内張りとして使われることも多いそうです。
押入内の調湿や空気浄化、そして防虫効果を期待して採用しています。
柔らかい木なので傷に弱いんですが、押入であれば気にならないでしょ?
使ってみると、足触りが良く、夏はサラサラして気持ち良いんです。
そして冬は暖かい・・・。
冬場に、押入と部屋それぞれの床に跨るように立つと、その暖かさの違いにびっくりします。
桐の床って、そのくらい暖かいんです。
熱伝導率で言えば、0.134W/m・Kです。
檜が0.155W/m・Kですから、やっぱり熱を通しにくいんですね。
床材として使いたいとさえ思うんですが、やはり傷は怖いので諦めました。
でもフローリングの下地に使えば、暖かさと転倒安全性の向上に役立つかもしれませんね。
ネダノン合板の上に、捨て貼りしてみようかな・・・?
階段上のクローゼットを撮ってみました。
床を上げて納めています。
クロゼット枠絡みの納まりに工夫をしています。
本当は、床板下の蹴込ボードを枠にドン付けしたいんです。
そして床板を枠に10mm程度食い込むように納めると、きれいに納まります。
でも、そうすると扉の開閉時に扉先端と床板の先端が干渉するんです。
止むを得ず、こんな面倒な納まりにしています。
押入内は紙クロスで仕上げる為、クロスの施工も考えないと、先々のクレームに繋がります。
竪枠をもう少し大きくするか、建具のラインを手前にずらすかすれば解決するんですよね。
先日も、メーカーに具申させていただきました。
枠材を大きくすれば、価格が上がります。
たぶん、レールの位置をずらす事になると思います。
でも、当分先になるでしょうね。
結局変わらないかもしれないし・・・。
この後、階段材が納品されます。
明日は階段施工の様子をお伝え出来るかもしれませんね・・・。
posted by Asset Red
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