格子が楽しみです。

暑い一日でした・・・。

湿度は、まあまあ低いんです。

47%って、珍しいですよね。

『FPの家 K邸』

階段の施工が続いています。

まだ、しばらくかかりそうですね。

米栂材でつくる竪格子が楽しみなんです。

早く見たいなぁー。

以前につくった、ある現場の竪格子の写真です。

中々良いでしょ?

我が国における格子の歴史は古く、飛鳥時代までさかのぼります。

大陸より寺院建築が伝来した折、その窓の意匠として用いられたことが格子の始まりとされていて、現存する最古の例は7世紀前半の飛鳥時代に建立された法隆寺の西院伽羅回廊の連子窓とされています。
また奈良時代に完成したとされる薬師寺や春日大社の回廊、山田寺の発掘調査で出土した回廊の遺構でも使用が確認されています。
平安時代の寝殿造では、雨戸の役割として碁盤目状の桟に板を張った戸が格子(蔀戸/しとみど)と呼ばれていましたが、室町時代になると桟の間が開口になっている格子が町屋に現れます。
当時の格子は縦横に組まれただけの粗い単純な形状のものが主流でしたが、室町時代の末から安土桃山時代にかけて工具が発達したことにより、材を美しく仕上げることができるようになり、繊細な格子ができるようになったと言われています。
中世になって特に禅宗様建築の到来とともに繊細な感覚を持つ格子が出現し始め、格子の多様化が始まりました。
安土桃山時代になると、格子は防犯の役割も担うようになりました。
多くの洛中洛外図屏風に描かれた風景には、街路に面した外壁の各所に縦横細かに固定式の格子が施され、町屋(商家)の標準仕様とされていたことが見て取れます。
戦乱の世とも言われ、物騒だったこの時代、防犯のために格子が標準仕様になってという話も・・・。
格子が日本建築に取り入れられてきたのには、空間を狭く感じさせることなく、採光を活かして部屋を区切ることができたり、フィルターのように通風を確保しながら視界を制限したり、家のアクセントとなる装飾としたりといった様々な理由があったからです。(㈱マルホンHPより一部を抜粋)
階段まわりにつくる竪格子の場合は、採光を与え開放感を出しつつ、堅牢さが支える安全性を担保するのが目的です。
触ってもガッシリしていて安心できるのが絶対条件。
角度に応じて、視線が遮られたり、通ったりします。
風や光が通るので、空間として一体感が出ます。
現場によって着色しない場合もあります。
お客様が、ご自分で塗ることもあります。
経年で変わる色を楽しめるのも、無垢材の特長です。

そうそう、僅かですが階段が広く感じます。

 

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