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蒸し暑い1日になりそうです。
一般的な木造住宅の場合、エアコンを停めると室温はすぐに上がってしまいます。
快適でいられるのは、せいぜい30分程度でしょうか。
木造住宅って、コンクリート住宅に比べると熱容量が小さいので、外皮の断熱性能を高めてもあまり効果は上がりません。
この問題を解決したければ、まずは日射遮蔽を行いましょう。
そして内部発熱を減らす事が重要です。
余計な家電のコンセントを抜いてしまえばいいんです。
多くの家電はスイッチOFFの状態であっても待機電力を必要とします。
この時、熱を出し続けているんです。
照明も不要ならば消しましょう。
消費電力=発熱量となります。
それぞれの機器による発熱量を示しました。
例えば、TVを8時間点けた時の消費電力は1824W。
使っていないDVDプレイヤーもコンセントに挿していれば、115Wを消費します。
これだけで、700Wの電気ストーブ×3台分に相当するんです。
実は人間も発熱しています。
人が多くいれば、自然と室温は上
大人であれば、1名×100W。
子供であれば、1名×80W。
大人2名+子供2名であれば、360Wになります。
窓から日差しが入れば、室温はさらに上昇します。
南垂直面の日射量は、およそ400Wと言われていますから・・・。
W1.65m×H2.00mの日の射す窓が2つあった場合の日射量は、3.3㎡×400W=1.32kW。
硝子の日射取得率が64%であれば、844.8Wのストーブを1台点けているようなものなんです。
これを上手に防げば、室温上昇を抑えることが出来る訳です。
窓の外側にシェードを取付けるのも効果的です。
①保育園の園庭
②シェード設置あり
③シェード設置なし
の3つ気温/表面温度を比較したデーターです。
シェードの有無による違いは気温0.9℃/表面温度12.3℃と言いますから、効果大きいでしょ?
着衣量を減らすことも重要です。
扇風機も効果高いですね。
湿度の高い時間帯の窓開け採風は、止めてください。
湿度が上がると、不快度は高くなります。
posted by Asset Red
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