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今日は日曜日。
現場はお休みです。
だから、雨が降っても困りません。
でも、九州の事を対岸の火事と安心する訳にもいきません。
何しろコロナ禍ですから、避難所対策も大変だと思います。
最近、大雨多くないですか?
これも、地球温暖化の影響なんでしょうね。
今回は『海洋プラスチック問題』について書かれた記事をご紹介します。
環境省では海岸・海面・海底にあるごみの数量を、毎年調べているそうです。
2020年3月公表されたのは、2018年度の実態調査結果でした。
全国10地点の海岸で50m範囲にある2.5cm以上のごみを全て回収し分類した『漂着ごみ調査』。
東京湾など4つの沿岸部と日本周辺の沖合海域で船上から目視観測した『漂流ごみ調査』。
同様の海域で底引き網により回収して数量などを調べた『海底ごみ調査』。
プランクトンの採集用ネットでマイクロプラスチックを回収し、数量や漂流中に吸着される残留有機汚染物質(POPs)を調べた『マイクロプラスチック調査』の4つの結果となります。
漂着ごみを容積や重量ベースでみると、流木などの自然物が比較的多かったそうです。
でも個数ベースでみると、10の調査地点すべてで人工物が自然物を上回り、7地点で9割以上を占めていました。
人工物では金属・ガラス・紙などの割合は少なく、ペットボトル・ストロー・紐おロープ・漁網・ブイなどプラスチック類が多くを占めました。
沖合海域の漂流ごみでは関東周辺海域でレジ袋の分布密度が高い地点があり、西日本の日本海側で発泡スチロールの分布密度が高かったそうです。
また海底ゴミにおける人口物でも、ほとんどの地点でシート類・ペットボトル・レジ袋などのプラスチック類の割合が高かったようです。
沿海海域のマイクロプラスチック海中密度は、前年とほぼ同等。
POPsは魚介類の暫定的規制値よりも低いレベルでした。
環境市場新聞/2020年夏季(第61号)からの抜粋となります。
やはりペットボトルが多いようですね。
レジ袋の次は、ペットボトル対策が必要なのかも?
ガラス瓶のようにデポジット制度を採用するのがいいかも?
予めペットボトルの回収・再利用分を価格に転嫁しておいて、交換場所に持ち込むとその分を返却してくれる制度です。
1個あたり10円くらいを貰えるので、子供の頃は小遣い代稼ぎに良く集めました。
落ちているペットボトルも少なくなるでしょ?
地方行政も、こうした海洋プラスチックごみの処分費用がいくら掛かっているのかを、積極的に開示すればいいのに・・・。
かなりの費用になるんでしょうね。
今日は東京都都知事選挙の日。
コロナ禍対策ばかりが焦点になていますが、環境問題も重要だと思います。
まずは、選挙に行きましょう!
そして、何をしてくれるのかを、よく考えましょう。
公約は立派だけど、結局何もしていない人に投票するのは、どうかと思います。
投票しない人は、さらに問題ですけどね・・・。
posted by Asset Red
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