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久し振りに雨音のしない練馬・板橋。
無視暑いですねー。
でも外仕事が捗るから、なんだかウキウキです。
板橋区蓮根2丁目に建つ『FPの家 K邸』
ようやく、左官屋さんが来てくれました。
雨が続いたから、仕方ないですよね。
まずは、サッシの養生を直して貰いました。
連日の雨で、剥がれたり破れたりしている所が散見したので・・・。
そして、軒裏等との見切部分にマスキングをしてもらいます。
これで準備完了です。
今日の目的は、スイス漆喰を塗る前の準備です。
乾いたモルタル面に『ミネラル下地材』を塗布しなければなりません。
一般的な塗装工事の際に行う『シーラー塗布』のようなものなのかな?
調べてみると、こんな事が書いてありました。
素地との密着を確保し、パテ埋め部や軽微な段差を補う下塗り材です。
バインダーとして有機シリケートベース。
結合材はセルロース。
石灰粉・タルク・約0.5mmの岩砂と天然成分で構成されています。
現時点で安全を確認できているモノしか使わない。
そして全ての成分を明示する。
これが、リボス社の拘りです。
ミネラル下地材も、ちゃんと明示してありました。
たかが下地材、されど下地材。
拘りを徹底する企業姿勢に脱帽です。
ミネラル下地の入った容器を見ると、こんな事が書かれていました。
適する下地
ミネラル下地材は内装・外装共に使用できます。
カルクウォール・カルクファサード専用の下地材として、以下のような下地に塗布してください。
石膏ボード
モルタル
セメント
レンガなど
施工
ミネラル下地材を無希釈のまま、よく攪拌してください。
骨材が沈殿するので塗装作業中も攪拌してください。
ローラーに良く攪拌したミネラル下地材を均一に取り、骨材がムラにならないように均一に塗り拡げます。
少なくてもカルクウォール・カルクファサードで仕上げる24時間前に塗布を行ってください。
乾燥時間
24時間前後。
気温・湿度により変動します。
参考塗布面積
約50㎡/15㎏
但し下地の状態により異なります。
※密着力が低下するため、必ず40~50㎡で15㎏を使い切ってください。
なるほど・・・。
作業を見ていると、モルタル表面についた埃等をダスター(大きな刷毛)を使って落としています。
そして、その後に良く攪拌したミネラル下地材をローラーに付け、それを念入りに転がしています。
写真真ん中から上が、ミネラル下地材塗布後です。
良く見ないとわからないでしょ?
なんとなく、ブツブツが増えた気がする程度なんですよね。
でも、このブツブツ(骨材)の有無が後の作業に大きく関係してくるんです。
全てのモルタルにミネラル下地材を塗布したら、養生を1日取ります。
だから、スイス漆喰塗りは水曜日の予定。
攪拌したスイス漆喰をコテで塗り付け、押さえていくんです。
この時、塗り面がツルツルしているとコテが滑ってしまい、塗りにくいんです。
でも骨材があると、引っ掛かって漆喰のノリが良いんです。
自宅の壁を自分で塗った時に、痛感しました。
早ければ、木曜日には終わりそうです。
天気も続きそうで、ひと安心です。
posted by Asset Red
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